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ホワイトニングを検討しているけれど「自分でも受けられるの?」「ホワイトニングができない人もいる?」と疑問を持つ方もいるでしょう。
ホワイトニングは歯を白く見せる方法の一つですが、歯や歯ぐきの状態、全身の状況などによっては施術を受けられない場合があります。また、口の中にあるすべての歯がホワイトニングによって白くなるわけではないため、事前に確認しておくことが大切です。
では、どのような場合にホワイトニングが難しく、白くできない歯にはどのような選択肢があるのでしょうか。
本記事では、ホワイトニングの基本から施術が難しいケース、白くできない歯、対処法について解説します。
ホワイトニングとは

ホワイトニングとは、薬剤を使って天然の歯を内側から白くする方法です。歯の表面を削るのではなく、歯の内部にある着色物質を薬剤で分解することで、歯の色を明るくします。
歯科医院で受けるオフィスホワイトニングと、歯科医師の指導のもと、自宅で専用のマウストレーと薬剤を使用するホームホワイトニングが代表的です。
なお、歯の表面についた着色汚れを落とすクリーニングと、歯そのものの色を明るくするホワイトニングは目的や方法が異なります。
また、ホワイトニングは誰でもすぐに受けられるわけではありません。虫歯や歯周病、知覚過敏などがある場合には、先に治療が必要になることがあります。そのため、施術前に歯科医院でお口の状態を確認してもらうことが大切です。
ホワイトニングができない人とは?

ホワイトニングは、体の状態やお口の中の環境によって受けられない場合があります。また、すぐには施術できなくても、治療などを行ったあとに受けられるケースもあります。
ここでは、ホワイトニングが難しい、または施術前に歯科医師への確認が必要となる主なケースを解説します。
妊娠中や授乳中の方
妊娠中や授乳中は、ホワイトニングは避けたほうがよいでしょう。ホワイトニングで使用する薬剤が、妊娠中の方や胎児、授乳中の赤ちゃんに与える影響について、安全性が十分に確認されていないためです。
歯を白くしたい場合は、出産や授乳を終えてから、お口の状態を確認したうえでホワイトニングを検討しましょう。歯の表面についた着色汚れが気になる場合は、歯科医院で相談し、クリーニングなど別の方法で対応できるか確認してください。
無カタラーゼ症の方
無カタラーゼ症の方は、一般的なホワイトニングを受けることができません。無カタラーゼ症とは、ホワイトニングの薬剤に含まれる過酸化水素を体内で分解するカタラーゼという酵素が不足している病気です。そのため、過酸化水素を使ったホワイトニングは行えません。
無カタラーゼ症と診断されている方は、必ず歯科医師へ伝えてください。歯の色が気になる場合は、歯の状態や変色の原因を確認し、ホワイトニングとは別の方法で白くできるか検討します。
虫歯や歯周病がある方
虫歯がある状態でホワイトニングの薬剤を使うと、歯がしみたり、痛みが出たりすることがあります。また、歯周病で歯ぐきに炎症がある場合も、そのまま施術することはできません。
ホワイトニングの前に虫歯や歯周病が見つかった場合は、必要な治療を行い、お口の状態が落ち着いてから施術を検討します。
知覚過敏がある方
冷たいものを口にしたときや歯を磨いたときに歯がしみる方は、ホワイトニングをすぐに受けられないことがあります。ホワイトニングの薬剤によって、しみる症状が強くなる可能性があるためです。もともと歯がしみる方は、事前に歯科医師に伝え、原因を確認してもらいましょう。
歯にヒビが入っている方
歯にヒビが入っている場合は、ホワイトニングの前に歯科医師による確認が必要です。ヒビの状態によっては、ホワイトニングの薬剤が刺激となり、歯がしみたり痛みが出たりする可能性があります。
特に、噛んだときに痛む、冷たいものがしみるといった症状がある方は注意が必要です。まずはヒビの状態を確認し、必要な治療を受けてからホワイトニングができるか判断します。
光線過敏症の方
光線過敏症とは、日光などの光を浴びることで、皮膚に赤みやかゆみなどが出る病気です。オフィスホワイトニングのなかには、歯に薬剤を塗ったあと、光を照射する方法があります。そのため、光線過敏症の方は、ホワイトニングを行えないことがあります。
光線過敏症と診断されている方は、事前に歯科医師に伝えてください。
18歳未満の方
18歳未満の方は、ホワイトニングを行えないことがあります。
永久歯が生えそろっていても、若い時期の歯は内部まで十分に成熟していないことがあり、大人の歯と同じように薬剤を使えるとは限りません。また、ホワイトニング剤には使用できる年齢が決められている製品もあります。
そのため「永久歯だから大丈夫」と自己判断するのではなく、歯の成長具合や口の中の状態を歯科医師に確認してもらうことが大切です。歯を白くしたい理由が着色汚れであれば、ホワイトニングを行わず、クリーニングで見た目が改善することもあります。
ホワイトニングで白くできない歯

ホワイトニングを受けられる方でも、歯の状態や種類によっては、ホワイトニングで白くならない場合があります。歯の種類や変色した原因によっては、薬剤が作用しなかったり、十分な白さを得にくかったりすることがあります。
ここでは、ホワイトニングで白くできない歯や、白くなりにくい歯について解説します。
詰め物や被せ物などの人工歯
ホワイトニングで白くできるのは、基本的に自分の天然の歯です。詰め物や被せ物は人工の材料で作られているため、ホワイトニングの薬剤を使っても色は白くなりません。そのため、前歯に詰め物や被せ物がある場合、周りの天然歯だけが白くなり、色の違いが目立つことがあります。
詰め物や被せ物がある方は、ホワイトニングによって色の差がどの程度出る可能性があるのか、事前に歯科医師へ相談しておくとよいでしょう。
神経を失って変色した歯
虫歯や歯のケガなどで神経を失った歯は、時間が経つにつれて茶色や黒っぽい色に変わることがあります。このような変色は歯の内側から起こっているため、歯の表面から行う通常のホワイトニングでは十分に白くならない場合があります。
神経を失った歯では、根の治療が終わっていることなどを確認したうえで、歯の内側に薬剤を入れて白くする方法を検討することがあります。歯の状態によって行える処置が異なるため、まずは歯科医院で確認してもらいましょう。
テトラサイクリンによる変色が強い歯
歯がつくられる時期にテトラサイクリン系の抗菌薬の影響を受けると、歯が灰色や茶色に変色したり、縞模様が現れたりすることがあります。これは歯の表面についた汚れではなく、歯の内側から起こる変色です。
ホワイトニングで歯を明るくできる場合もありますが、変色が強いと十分な白さを得られないことがあります。どのくらい白くなるかには個人差があるため、歯の色や変色の程度を確認したうえでホワイトニングを検討します。
ホワイトニングができない人の対処法

ホワイトニングが難しい場合でも、歯が黄ばんで見える原因によっては、ほかの方法で見た目を整えられることがあります。どの方法を選ぶかは、歯の表面の着色なのか、歯そのものの変色なのかによって異なります。
ここでは、ホワイトニング以外で歯をきれいに見せる方法について解説します。
クリーニングを受ける
歯の表面についた着色汚れが気になる場合は、歯科医院でクリーニングを受ける方法があります。コーヒーや紅茶、緑茶、タバコなどによる着色は、クリーニングで取り除くことができます。着色汚れを落とすことで歯本来の色が見えるようになり、見た目が明るくなることもあります。
クリーニングで歯そのものの色を白くすることはできませんが、ホワイトニングが難しい方でも、着色汚れが原因であれば見た目の改善につながる場合があります。
セラミック治療を受ける
ホワイトニングができない場合は、セラミック治療で歯を白く見せる方法があります。セラミック治療では、歯の表面を覆ったり被せ物を装着したりすることで、歯の色や見た目を整えます。ホワイトニングでは色が変わらない被せ物や、強く変色した歯などで検討される方法です。
ただし、セラミック治療では自分の歯を削る場合があります。一度削った歯は元に戻せないため、歯の状態や治療方法、歯を削る量などについて歯科医師から説明を受け、十分に検討することが大切です。
まとめ

ホワイトニングは、すべての方が受けられるわけではありません。妊娠中や授乳中の方、無カタラーゼ症の方をはじめ、虫歯や歯周病、知覚過敏、歯のヒビなどがある方は、施術を受けられない場合があります。
また、詰め物や被せ物などの人工歯はホワイトニングでは白くできず、神経を失った歯やテトラサイクリンによる強い変色は、十分な白さを得にくいことがあります。
ホワイトニングが難しい場合でも、着色汚れにはクリーニング、歯の状態によってはセラミック治療などを検討できます。歯を白くしたい方は、まず歯科医院でお口の状態や変色の原因を確認してもらい、自分に合った方法を相談しましょう。
品川港南歯科・矯正歯科クリニックでは、痛みや施術時間を抑えながら自然な仕上がりの治療を目指しています。マウスピース矯正やセラミック治療、虫歯治療、ホワイトニングなどにも力を入れています。


