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2025年03月27日

親知らずを抜いた後は痛む?腫れる?対処法や食事の注意点

親知らずのレントゲン

親知らずを抜くと、痛みが出たり腫れたりするのではないかと不安に思われている方もいるでしょう。では、親知らずを抜いた後に痛みや腫れは生じるのでしょうか。また、痛みや腫れがある場合にはどのように対処したらよいのでしょうか。

この記事では、親知らずを抜いた後に痛みや腫れはあるのか解説します。痛みがあるときの対処法や親知らずを抜いた後の注意点についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

親知らずを抜いた後は痛みがでる?

親知らずを抜いた後に痛みが出ている女性

親知らずを抜く際には麻酔を行うため、痛みを感じることはほとんどありません。

しかし、麻酔が切れると痛むことがあるでしょう。痛みの感じ方には個人差がありますが、多くの場合、麻酔が切れた直後から2〜3日が痛みのピークといわれています。

ただし、親知らずの位置や生え方によって、痛みの出方は異なります。具体的には、上の顎よりも下の顎のほうが硬くて丈夫です。

また、歯茎の切開や骨の切削をすると、その分痛みが出やすいといえます。そのため、真っすぐ生えている親知らずよりも、複雑な生え方をした親知らずを抜いた後は痛みが出やすいです。特に、下顎の横向きに埋まった親知らずを抜いた後は、強い痛みが出やすいでしょう。

痛み止めを服用することで一時的に痛みを和らげることができますが、1週間以上痛みが続く場合は、ドライソケットという状態になっている可能性があります。ドライソケットとは、抜歯後の穴が血の塊で覆われず、骨が露出している状態のことです。

親知らずを抜くと穴が空き、そこに血が溜まってかさぶた(血餅)が作られます。これが抜歯後の穴をふさぐのです。

しかし、血餅がはがれて骨が露出すると、強く痛みが出ることがあるのです。ドライソケットは、うがいのしすぎや不適切な歯磨き、免疫力の低下、血行不良などによって起こります。

そのため、親知らずを抜いた後は患部に刺激を与えず、できるだけ安静に過ごすことが大切なのです。

親知らずを抜いた後は腫れる?

親知らずを抜いた後腫れているイメージ

親知らずを抜いた後に、頬や歯茎が腫れることもあります。

ただし、個人差があり、親知らずを抜いて腫れる方もいれば、腫れない方もいらっしゃいます。頬や歯茎が腫れるのは、傷を負った歯茎や骨などの組織を修復しようと、患部が炎症を起こすからです。

そのため、歯茎の切開や骨の切削を伴う、複雑な生え方をした親知らずを抜いた後は、頬や歯茎の腫れが生じやすいでしょう。頬が腫れると見た目に影響が出るため、不安に思われる方もいるかもしれません。

ただし、歯茎が腫れたとしても、1週間ほどで徐々に治まるケースがほとんどです。

親知らずを抜いた後に痛みがでる場合の対処法

痛み止めを服用する女性

親知らずを抜いた後に痛みが出る場合、以下の方法で対処してください。

痛み止めを服用する

痛みがあるときは痛み止めを服用しましょう。痛み止めは飲んでから30分程度で効き始めます。また、麻酔が切れてから痛みを感じはじめることが多いです。そのため、麻酔が完全に切れる前に、痛み止めを服用するのがよいでしょう。

患部を冷やす

抜歯後の痛みが強い場合、患部を冷やすのも方法のひとつです。患部を冷やすことで、痛みなどの症状を和らげることができるでしょう。

ただし、氷や保冷剤を直接患部に当てて冷やすのは避けてください。血行が悪くなり、反対に痛みが強くなったり、傷の治りが遅くなったりする可能性があります。タオルで包んだ保冷剤や濡れたタオルを使用して冷やしましょう。

親知らずを抜いた後の注意点

親知らずを抜いた後の注意点のイメージ

親知らずを抜いた後の痛みや腫れを最小限に抑えるためには注意しなければならないことがあります。以下のポイントに気を付け、安静に過ごしてください。

処方された薬は指示通りに服用する

抜歯後は、歯科医院から痛み止めや抗生物質を処方されることが多いです。処方された薬は、必ず歯科医師の指示に従って服用してください。特に、抗生物質の服用を怠ると、細菌感染を起こし、痛みや腫れが長引くかもしれません。出された抗生物質は、必ず飲み切りましょう。

血行のよくなることは避ける

親知らずを抜いた後は血行がよくなる行動は避けましょう。例えば、激しい運動をすると血行がよくなり、痛みが強くなったり出血したりすることがあります。また、長時間の入浴や飲酒も血行をよくするため、抜歯後しばらくは控えましょう。

麻酔が切れてから食事をする

抜歯後は麻酔が切れてから食事をしてください。麻酔の効いている状態で食事をすると、舌や唇、頬を噛んでしまったり、火傷をしたりする可能性があります。

患部で噛まない

親知らずを抜歯した後は、患部で噛まず、極力反対側で噛むようにしましょう。抜歯した箇所で食べ物を噛むと強く痛む可能性があります。刺激を与えないことで、痛みや腫れを防げるでしょう。

指や舌で触らない

抜歯した箇所が気になって、舌や指で触りたくなる方もいるでしょう。

しかし、傷口を指や舌で触ると、細菌が入り込んだり血餅がはがれたりする可能性があります。これによって、傷口の治りが遅くなる可能性もあるでしょう。そのため、抜歯後は極力患部には触らないようにしてください。

強くうがいをしない

抜歯後、強くうがいをすると、せっかくできた血餅がはがれて、出血したり傷の治りが遅くなったりする可能性があります。そのため、頻回なうがいや強くうがいすることは避けてください。うがいをするときは、強くブクブクゆすがず、水を吐き出す程度にとどめましょう。

喫煙を控える

抜歯後は喫煙も控えましょう。喫煙をすると血流が悪くなり、傷の治りを遅くさせます。また、免疫力が低下して細菌感染を起こしやすくなります。そのため、親知らずを抜いた後は喫煙を控えてください。

刺激のあるものは控える

抜歯後は刺激のある食べ物・飲み物は控えましょう。例えば、キムチなどの香辛料を使った辛いものや熱いものなどです。刺激が強いものを口にすると傷口が刺激されて痛むことがあります。

そのため、抜歯後は以下のようなやわらかいものを摂るとよいでしょう。

・スープ
・ヨーグルト
・豆腐料理
・おかゆ・雑炊・リゾット
・煮込み料理
・麺料理
・シチュー

これらのやわらかいものであれば、あまり咀嚼せずに食べられるため、患部への刺激も少ないでしょう。具材のたくさん入った煮込み料理やシチューであれば、さまざまな栄養を取れます。

強い力で歯磨きをしない

抜歯当日でも、歯磨きはしていただいてかまいません。

しかし、強い力でゴシゴシと歯磨きをするのは避けましょう。強い力で歯磨きをすると血餅がはがれて傷の治りが遅くなる可能性があります。また、血が出やすい状態ですので、患部は避けて周りの歯を丁寧に磨きましょう。

抜歯後のお口の中が不衛生になると、細菌が繁殖して、傷の治りが悪くなることがあります。また、虫歯や歯周病、口臭の原因にもなるため、抜歯した箇所以外は普段通りに歯磨きをしましょう。

ただし、傷口に歯ブラシの毛先が当たると痛みを感じることもあるため、優しく磨いてください。

まとめ

楽しそうに仕事する男女

親知らずを抜いた後、1週間程度は痛みが現れたり腫れたりすることがあります。

ただし、多くの場合、2〜3日程度でピークを迎え、その後は自然に治まるケースがほとんどです。強い痛みがある場合は歯科医院で処方された痛み止めを服用しましょう。また、患部を冷やすことで一時的に痛みを和らげることができます。

抜歯後の回復を早めるためには、歯科医師の指示通りに薬を服用し、安静に過ごすことが大切です。激しい運動やアルコールの摂取、喫煙は控えましょう。

1週間を過ぎても痛みや腫れが続く場合には、なんらかのトラブルが起こっている可能性があるため、歯科医院を受診して相談してください。

品川港南歯科・矯正歯科クリニックでは、痛みや施術時間を抑えながら自然な仕上がりの治療を目指しています。マウスピース矯正やセラミック治療、虫歯治療、ホワイトニングなどにも力を入れています。

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