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2024年08月08日

矯正治療で使用するマウスピースが臭い?放置するリスクと対処法

歯ブラシとマウスピース

マウスピース矯正では、食事や歯磨き以外のほとんどの時間、マウスピースを装着する必要があります。マウスピースのお手入れが不十分な場合、嫌な臭いを放ち口臭が発生・悪化することがあります。

また、お手入れが不足すると、虫歯や歯周病のリスクが高まることもあるため注意が必要です。

この記事では、矯正治療で使用するマウスピースが臭くなる原因と対処法について解説します。ぜひ、参考にしてみてください。

矯正治療で使用するマウスピースが臭くなる原因

煙草

矯正治療で使用するマウスピースが臭くなる主な原因は、マウスピースに細菌が繁殖することです。ここでは、マウスピースが臭くなる原因について解説します。

マウスピースの洗浄不足

マウスピースは食事や歯磨きの際に取り外し、その度に水洗いする必要があります。マウスピースの洗浄を怠れば、細菌が繁殖して嫌なにおいが発生するでしょう。

マウスピース矯正では1日20~22時間以上マウスピースを装着するため、マウスピースから嫌なにおいがすると治療を続けられなくなる可能性もあります。こまめに洗浄し、マウスピースを清潔に保つことが大切です。

歯を磨かずマウスピースを装着している

歯磨きをせずに、食後そのままマウスピースを装着すると、口内に残った汚れが原因で嫌なにおいを発することがあります。

マウスピースを装着していない状態の場合、唾液によってある程度の汚れは洗い流されます。食後歯磨きをせずにマウスピースを装着すると、汚れもマウスピースに覆われて閉じ込められるため、細菌が繁殖して臭いの原因になるのです。

食事のあとは、必ず歯磨きをしてからマウスピースを装着することを徹底しましょう。

マウスピースの洗浄方法が間違っている

矯正治療で使用するマウスピースの素材は、薄くやわらかいポリウレタンです。マウスピースを強い力で洗うと表面に細かな傷がつき、傷に細菌が付着して臭いが発生することがあります。

マウスピースを洗浄する際は、やわらかいブラシなどを使って軽い力で洗いましょう。

口内が乾燥している

口内が乾燥すると細菌が繁殖しやすくなり、臭いが発生する可能性が高まるでしょう。特に、マウスピース矯正中は、歯がマウスピースに覆われることにより口内に唾液が行き渡りにくくなる場合があります。

唾液には、口内をきれいにする自浄作用や、細菌の増殖を阻止するための抗菌作用があります。口内が乾燥して唾液が減少すると、マウスピースに細菌が繁殖し臭いが発生するのです。

喫煙している

マウスピース矯正中は、食事と同じく喫煙する際もマウスピースを外さなくてはいけません。タバコに含まれる有害物質がマウスピースに付着すると、臭いの原因になります。

また、マウスピースが黄ばむこともあるため注意が必要です。

矯正治療で使用するマウスピースが臭いまま放置すると

口臭を気にしている女性

矯正治療で使用するマウスピースを臭いまま放置していると、以下のトラブルを招くおそれがあります。

虫歯や歯周病のリスクが高まる

マウスピース矯正では、食事や歯磨き以外のほとんどの時間、マウスピースを装着しなければいけません。長時間においのついたマウスピースを装着していると、細菌が繫殖して虫歯や歯周病のリスクが高まります。

矯正期間をトラブルなく過ごすためには、毎日のお手入れをしっかり行い、マウスピースもお口の中も清潔に保つことが大切です。

口臭が発生・悪化する

においのついたマウスピースを装着していると、口臭が発生・悪化する恐れがあります。上述したとおり、臭いのついたマウスピースは歯周病の原因になります。歯周病になると、歯周病菌によりガスが生成され、口臭が発生することがあります。

歯周病が原因の口臭は、玉ねぎやゆで卵が腐ったような臭いを放ちます。口内が乾燥すると、さらに強い臭いになることもあるため注意が必要です。

治療期間の延長

マウスピースの臭いを放置することで細菌が繁殖し、虫歯や歯周病になると、優先的に歯科治療を行う必要があります。そのため、矯正治療が遅れることがあるのです。

マウスピースの臭いは、矯正治療のトラブルのサインといえます。マウスピースのにおいを放置せず毎日お手入れをし、気になることがあれば歯科医院を受診することが大切でしょう。

矯正治療で使用するマウスピースが臭いときの対処法

マウスピースを洗っている人

矯正治療で使用するマウスピースが臭いときの対処法をご紹介します。

食事の際は必ずマウスピースを外す

食事をする際は、必ずマウスピースを外さなければなりません。マウスピースを装着したまま食事をすると、マウスピースに汚れが付いて臭いの原因になるからです。

また、噛む時に加わる負担に耐えられず、マウスピースが破損する可能性もあるでしょう。マウスピースが破損すると、マウスピースの作り直しが必要になり治療期間が延長します。

マウスピース矯正をスムーズにすすめるためにも、食事をする際は必ずマウスピースを外しましょう。

マウスピースをこまめに洗う

食事や歯磨きの際にマウスピースを外したら、その都度水洗いしましょう。水またはぬるま湯で汚れを洗い流し、内側などについた汚れも指で優しくこすりながら取り除きましょう。細かな汚れなどは、やわらかめの歯ブラシで磨いて除去してください。

こまめに水洗いすることで、マウスピースの細菌繫殖やにおいを予防できます。

セルフケアの徹底

マウスピースを外した後は、歯磨きをしっかりしてお口の中を清潔に保ちましょう。食後は歯ブラシで歯を磨き、フロスや歯間ブラシで歯と歯の間の汚れも除去してください。

また、アタッチメントの周辺は汚れが溜まりやすいです。通常の歯ブラシよりもヘッドが小さいタフトブラシを使用すると、効率的に汚れを除去できます。

マウスピースはしっかり乾燥させる

水洗いした後のマウスピースが生乾きになると、臭いが発生します。そのため、マウスピースを水洗いした後は、清潔なタオルや紙で水分をふき取り自然乾燥させましょう。

早く乾かそうとドライヤーなどの熱風をあてると、変形することがあるので避けてください。風通しのよい場所で自然乾燥させましょう。

こまめな水分補給

口内が乾燥すると、マウスピースの臭いや口臭の原因になります。マウスピース矯正中の嫌な臭いを予防するには、こまめに水分を摂るように心がけましょう。

飲食の際はマウスピースを外す必要がありますが、糖分が入っていない水であればマウスピースをつけたまま摂取しても問題ありません。

マウスピース用の洗浄剤を使用する

マウスピースのお手入れは、基本的には水洗いのみでかまいません。臭いや汚れが気になる場合は、週に1~2回の頻度で洗浄剤を使用すると良いでしょう。

洗浄剤を使用すれば歯ブラシでは取り切れない細菌などを除去できるため、マウスピースの消臭効果も期待できます。

定期的にメンテナンスを受ける

マウスピース矯正中は、定期的にメンテナンスを受ける必要があります。歯の動きや噛み合わせの確認、虫歯や歯周病の有無など、お口全体に問題がないかチェックする必要があるからです。

また、歯科医院ではクリーニングを受けることができます。毎日歯磨きを丁寧にしていても磨き残しが生じることがありますが、歯石は専用の機械でないと除去できません。

お口の中に蓄積した歯垢や歯石は口臭の原因になり、放置しているとマウスピースの臭いの原因にもなります。虫歯や歯周病のリスクも高まるため、定期的にクリーニングを受けることが大切です。

まとめ

マウスピースを装着しようとしている女性

矯正治療で使用するマウスピースのにおいの原因は、マウスピースや歯のお手入れが不十分で細菌が繫殖していることです。マウスピースのにおいを放置していると、虫歯や歯周病のリスクが高まり、口臭が発生・悪化することもあります。

マウスピースをこまめに洗浄し、丁寧なセルフケアを行うことが大切です。歯ブラシだけでなくフロスなども使用してセルフケアを行うことで、より口内を清潔に保てるでしょう。マウスピース矯正にご興味のある方は、お気軽にご相談ください。

品川港南歯科・矯正歯科クリニックでは、痛みや施術時間を抑えながら自然な仕上がりの治療を目指しています。マウスピース矯正やセラミック治療、虫歯治療、ホワイトニングなどにも力を入れています。

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