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2025年07月10日

子どもが歯磨きをするときのポイントと仕上げ磨きのコツ!

子どもが歯磨きをするイメージ

乳幼児期からの歯磨き習慣は、将来の健康な歯を守るための大切なステップです。子どもは一人で上手に歯を磨けないため、保護者が丁寧に寄り添う必要があります。

汚れを落とすコツや仕上げ磨きのポイントを押さえることで、むし歯予防につながるでしょう。また、子どもが楽しく歯磨きを続けられる習慣を取り入れることも大切です。

ここでは、子どもの成長段階に合わせたやり方、仕上げ磨きの実践テクニック、失敗しないための工夫まで丁寧に解説していきます。

歯磨きはいつから始めるのがよい?

ガーゼで歯磨きの馴らしをする赤ちゃん

子どもの口腔ケアは、歯が生える前から可能です。生後数カ月でよだれが増え始めた頃から、口の中に清潔なガーゼを使って触れてみるなど、慣らしていくとよいでしょう。

一般的に歯磨きとされるケアに関しては、最初の乳歯が生えてくる生後6~9カ月頃です。この頃から、歯磨きの練習を始めましょう。

最初は、ガーゼなどで優しく歯の表面を拭ってあげることから初めて、慣れてきたらシリコン製や小さなヘッドの赤ちゃん用歯ブラシを使用してください。この際も、磨くことよりも、口に歯ブラシを入れて歯磨きに慣れさせることを意識しましょう。

2歳を過ぎる頃には、子ども自身が歯ブラシを握って歯磨きの真似することもできるようになります。もちろん、まだ上手く磨けないため、仕上げ磨きは保護者の方が必ず行ってください。

子どもが歯磨きをするときのポイント

子どもが歯磨きをするときのポイントを説明する女の子

子どもが自分で歯を磨くようになることは、自立の一歩として大きな成長といえます。

しかし、最初は正しい磨き方が身についていないため、磨き残しが多くなりやすいです。また、歯磨きを嫌がるお子さまもいるでしょう。子どもが歯磨きをするときのポイントを保護者が理解し、サポートすることが大切です。

歯磨きを楽しい時間にする

子どもは遊びの延長で行動を覚えます。歯磨きを「楽しくない」「嫌なこと」と思わせないよう、工夫してあげましょう。

子どもが歯磨きに対してポジティブな印象を持てるように次のような工夫をすると良いでしょう。

好きな色やキャラクターの歯ブラシを使う

子どもの歯磨きでは子どもの用の歯ブラシを使用しますが、色やデザインは多様です。子どもの好きな色やキャラクターの歯ブラシを選ばせると、子どもが喜んで歯ブラシを手に取りやすくなります。

とくに、好きなキャラクターが施された歯ブラシを使用することは、楽しい時間という印象を与えやすいです。

楽しい演出をする

歯磨きを楽しい時間にするためには、子どもが楽しいと感じる演出をすることも大事です。歯磨きソングやタイマーを使用すれば、子どもは楽しいと感じるでしょう。

歯磨きの時間に子どもの好きな歌を歌う、好きな音楽をかけるなども効果的です。

コミュニケーションを取る

鏡を見ながら歯を磨けば、歯を綺麗に磨きやすくなります。

しかし、子どもが一人でずっと鏡を見ながら磨くことは難しいでしょう。保護者の方が一緒に鏡の前に立ち「自分でできて偉いね」などと声掛けをするなど、コミュニケーションを取りながら行うと良いでしょう。

子どもが歯磨きしやすいようにサポートする

子どもが上手に歯磨きできるようになるようには、保護者のサポートが欠かせません。まずは、子どもが歯磨きしやすいような歯ブラシを選ぶことから始めましょう。子どもの手に合ったサイズのもので、毛先が柔らかいものを推奨します。

そして、どのように歯を磨けばいいのか磨く順番を教えてあげることも大切です。例えば、上の前歯から奥歯、最後は下の歯というように磨く順番を教えてあげれば、子どもも順序に沿って歯を磨きやすくなります。

また、歯磨き粉は年齢に応じたフッ素入りのものを少量使用することで、虫歯予防につながります。3歳未満は米粒大、3歳以上はグリーンピース大が目安です。

保護者の方が仕上げ磨きをしてあげるときのコツ

膝に仰向けになり仕上げ磨きをしてもらう女の子

保護者の方による仕上げ磨きは、子どもがきちんと歯を磨けるようになるまでの数年間、必ず必要なケアです。仕上げ磨きをする際には、以下のポイントを押さえて行いましょう。

基本姿勢で行う

仕上げ磨きをする際には、安定した姿勢をとることが大切です。子どもが仰向けになるように、保護者の膝の上に頭を乗せると磨きやすくなります。

また、明るい場所で行いましょう。口の中がしっかり見えるように、照明の近くや口元を照らすライトがあると便利です。

短時間で丁寧に行う

子どもは長時間同じことをすることや、我慢することが苦手です。仕上げ磨きに時間がかかれば嫌がってしまうため、短時間で仕上げましょう。

しかし、短時間で仕上げるにしても綺麗に磨けていなければ意味がありません。1本ずつ、軽く小刻みに動かしながら汚れを落とすことがポイントです。

奥歯の噛む面は食べかすが溜まりやすいので、毛先を垂直に当てて磨きましょう。前歯の裏側を磨くときは、歯ブラシを縦にして軽い力で上下に動かします。歯と歯の間の汚れは、デンタルフロスを併用して落としましょう。

子どもを褒める

仕上げ磨きの後には「ピカピカになったね!」「頑張ったね」など、たくさん褒めてあげると子どもも「また頑張ろう」と思ってくれます。子どもが前向きになれるように、小さなことでも褒めましょう。

子どもが歯磨きを嫌がるときはどうする?

歯磨きを嫌がる子ども

子どもによっては、口の中を触られること自体を嫌がる場合もあります。無理に磨こうとすれば、余計に歯磨きは嫌なもの・怖いものという印象を与えます。

少しずつ慣らしていくことを心がけながら、次のような対処をとりましょう。

嫌がる理由について考える

子どもにはそれぞれ個性があり、歯磨きや仕上げ磨きを嫌がる理由は一人ひとり異なります。まずは、子どもが嫌がる理由を考えることが大切です。

主な理由は、以下のとおりです。

・歯ブラシが硬すぎる、大きすぎる
・長時間じっとしていることが苦痛
・歯磨きが怒られる時間になっている

まずは、子どもが嫌がっている原因を見つけ、環境を整えることから始めましょう。

工夫を取り入れる

無理に抑え込んで歯磨きをすれば、さらに歯磨きを拒否するようになるリスクがあります。怒ったり焦ったりせずに、子どもの気持ちに寄り添って工夫しましょう。

例えば、歯磨きの時間がゲーム感覚になるよう「歯の中にバイキンがいるよ!やっつけよう」など、子どもが楽しめるようにしてみましょう。子どもも積極的に歯磨きに参加してくれるかもしれません。

また、歯磨き粉の味を複数準備し、子どもに選択肢を与えるなどしても良いでしょう。

歯科医院へ相談する

どうしても口を開けてくれない場合は、歯科医院での指導を受けるという選択肢もあります。子どもによっては歯磨きの度に泣いてしまうことや、全力で抵抗して保護者の方も手に負えないということもあるでしょう。

専門家のアドバイスが、子どもが安心して歯磨きに取り組めるきっかけになることもあります。一人で悩まずに、歯科医院へ相談してみてください。

まとめ

適切な歯みがきをして綺麗な歯の女の子

子どもの歯磨きを行う際は、一方通行のケアではなく、保護者と子どもが信頼関係を築く必要があります。生後6か月頃から口内ケアを始められるため、少しずつ慣らしていくことが大切です。

子どもが嫌がらない工夫が必要になりますが、無理なく楽しく歯磨きすることを心がけてください。どうしても歯磨きや仕上げ磨きが上手くいかないとい場合は、歯科医院へ相談することも検討しましょう。

品川港南歯科・矯正歯科クリニックでは、痛みや施術時間を抑えながら自然な仕上がりの治療を目指しています。マウスピース矯正やセラミック治療、虫歯治療、ホワイトニングなどにも力を入れています。

診療一覧はこちらご予約・ご相談も24時間受け付けておりますので、ぜひご覧ください。

監修医情報

監修医

「患者様に寄り添う、献身的な歯科クリニックを実現したい」そう考え、私は品川港南歯科・矯正歯科クリニックを開院いたしました。

口は、「食べる」「話す」「笑う」と、日常生活に欠かせない大事な存在ですよね。
そして、生活でよく使うからこそ、トラブルに見舞われることも。
だからこそ私たち歯科医師は、患者様の生活や人生を第一に考えた、「献身的」な治療を行っていかなければいけないと思うのです。
そのため私は、「献身的」という言葉の意味の通り、歯科医療に全身全霊で取り組み、患者様のお悩みやご希望をくみ取れる治療を続けています。

どんな些細なことでも結構です。歯のこと、口のことで気になる点、ご不安に感じる点がございましたらお気軽にご相談ください。
患者様、お一人おひとりのお悩みとしっかり向き合う治療を行っていきます。

院長 野島 慶司 Keiji Nojima

経歴

  • 2012
    昭和大学歯学部卒業 昭和大学歯学部、昭和大学高齢者歯科研究員
  • 2013
    神奈川県内の歯科医院にて2年間務めた後、都内へ分院展開のため異動
  • 2015
    新規開院から5年間院長として勤務
  • 2020~現在
    品川港南歯科・矯正歯科クリニック院長として、高齢者治療、審美治療、ホワイトニング治療を中心に従事

医療活動

口腔機能が与える健康への影響や、介護予防の重要性などを学ぶことを目的として、【昭和大学高齢者歯科研究員】として、活動。