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2025年03月06日

歯の矯正期間の目安!治療方法による違いや期間を長引かせない方法 

ワイヤー矯正をしている歯

歯の矯正は、見た目を美しくできるだけではなく、噛み合わせの改善や口腔内の健康維持にも重要です。矯正治療にはどのくらいの期間がかかるのか、多くの方が気になるのではないでしょうか。

この記事では、歯の矯正にかかる期間の目安、矯正方法による違いや矯正期間が長くなる原因について解説します。矯正を長引かせないためのポイントも解説するので、矯正を検討している方はぜひ参考にしてください。

歯の矯正にかかる期間

歯の矯正にかかる期間イメージ

歯の矯正にかかる期間は、個人の歯並びの状態や矯正方法によって異なります。一般的には1年半から3年程度が目安とされています。

ただし、これはあくまで標準的なケースです。軽度の矯正であれば1年未満で終わる場合もあり、歯並びの乱れがひどい場合や顎の成長に関わる問題がある場合は、3年以上かかることもあります。

また、歯並びを整えた後は、歯の位置を固定するための保定期間が必要です。保定期間の長さも患者さまによって異なりますが、2〜3年程度と指示されることもあれば、歯の移動にかかった期間と同程度とされることもあります。

保定期間中はリテーナー(保定装置)の装着や定期通院が必要なので、歯科医師の指示に従って過ごしましょう。

矯正期間に影響を及ぼす要因

矯正期間に影響を及ぼすのは、以下の要因とされています。

歯並びの状態

歯並びの乱れが軽度であれば短期間で治療が完了します。歯の重なりが大きい場合や噛み合わせが大きくずれている場合は、修正に時間がかかるため治療期間が延びる傾向があります。

年齢

子どもの場合、成長途中で歯周組織が柔らかく歯が移動しやすいため、矯正がスムーズに進むことが多いです。大人の歯は子どもと比べて移動しにくいため、治療期間が長くなる傾向にあります。

患者さまの協力度

矯正中は定期的な通院が必要であり、指示された通りに矯正器具を装着しなければなりません。特に、マウスピース矯正の場合、装着時間を守らなかったり、適切なケアを怠ったりすると、予定よりも治療が長引くことがあります。

矯正器具による期間の違い

矯正器具による期間を比較するイメージ

矯正器具の種類によって、歯の動き方や治療の進め方、矯正にかかる期間も大きく変わります。ここでは、代表的な矯正方法ごとにかかる期間の違いを詳しく解説します。

ワイヤー矯正の期間

ワイヤー矯正は、金属やセラミックのブラケットを歯に装着し、ワイヤーの力で歯を動かしていく矯正方法です。強い力を継続的にかけられるため、確実に歯並びを整えることができますが、治療期間は長くなる傾向があります。

通常、全体矯正の場合は1年半から3年程度が目安とされています。軽度の歯並びの乱れであれば1年程度で終わることもありますが、重度のケースでは3年以上かかる場合もあります。

また、ワイヤー矯正には、歯の裏側に装置を装着する裏側矯正があります。ブラケットを歯の裏側に装着するため、目立ちにくいというメリットがあります。この方法の場合、治療期間は2年から3年程度が一般的です。

マウスピース矯正の期間

マウスピース矯正は、透明な装置を装着して歯を少しずつ移動させる方法です。取り外しができるため、食事や歯磨きがしやすいというメリットがありますが、装着時間を守らなければ効果が得られず、治療期間が長引く可能性があります。

治療期間の目安は1年から2年程度ですが、歯並びが軽度であれば1年未満で終わることもあります。

ただし、重度の歯列不正の場合、マウスピース矯正だけでは治療できないケースがあります。ワイヤー矯正や外科的処置を併用することもあるでしょう。

なぜ歯の矯正の期間は長いの?

なぜ歯の矯正の期間は長いのか説明する歯科医師

歯の矯正には長い時間がかかることが一般的ですが、その理由はいくつかあります。単に歯を動かすだけでなく、歯を支える骨や歯茎の調整も必要になるため、慎重に進める必要があるのです。

ここでは、矯正治療が長くかかる理由を解説します。

歯を動かすのに時間がかかるから

歯を動かすのには時間がかかります。急激に動かすと歯や歯茎に負担がかかり、痛みやトラブルの原因になることがあるため、矯正治療では、歯に持続的な力をかけて少しずつ移動させます。

歯の移動には、歯周組織の性質が関係しています。顎の骨の吸収と再生を利用して歯を移動させますが、このプロセスには数ヶ月から数年の時間が必要です。急激に歯を動かしてしまうと、骨の再生が追いつかず歯が不安定になったり、後戻りしたりする可能性があります。

噛み合わせを調整するため

噛み合わせを調整する必要があるため、治療期間が長くなることもあります。歯並びをきれいに整えるだけでなく、上下の歯が正しく噛み合うように調整しなければならないため、慎重に治療を進めなければならないのです。

特に、噛み合わせのずれが大きい場合は、調整に時間がかかることが多いです。

歯の矯正の期間は短くできる?

歯の矯正の期間は短くするためのデンタルフロスや歯ブラシ

歯の矯正には一定の期間が必要です。上述したとおり、無理に強い力をかけて歯を速く移動させようとすると、歯周組織に過度な負担がかかりトラブルにつながる可能性があるためです。歯肉が退縮するなど、見た目に影響を及ぼすこともあるでしょう。

ただし、適切なケアを行うことで、長引かせないようにできる場合はあります。

矯正を長引かせないためにできること

矯正をスムーズに進行するために、以下のポイントを意識しましょう。

定期的に通院する

矯正中は、定期的に通院することが大切です。歯の矯正では、歯の動きに合わせて装置の調整を行います。

ワイヤー矯正の場合はワイヤーの交換や締め直しを実施します。マウスピース矯正の場合、マウスピースの交換はご自身で実施しますが、治療が問題なく進んでいるか確認してもらわなければなりません。

予約を忘れたり、長期間通院を怠ったりすると、歯の動きが計画通りに進まず、結果的に矯正期間が延びることがあります。

矯正装置を適切に装着する

矯正装置の取り扱いにも注意が必要です。マウスピース矯正の場合は、一日に決められた時間以上装着することが求められます。装着時間が短いと歯の移動が進まず、治療計画が乱れる原因になります。

ワイヤー矯正の場合は、ブラケットが外れたりワイヤーが曲がったりすると、修正のために余分な時間がかかることがあります。装置を壊さないよう、硬い食べ物や粘着性のある食品を控えることも重要です。

口腔内を清潔に保つ

口腔内の清潔を保つことも、矯正期間を長引かせないためのポイントです。

ワイヤー矯正の場合は、ブラケットやワイヤーが歯に装着されているため、食べかすが溜まりやすく虫歯や歯周病のリスクが高くなります。マウスピース矯正の場合、飲食時はマウスピースを外しますが、唾液がうまく循環しないため口腔トラブルのリスクが高まります。

虫歯や歯周病が進行すると、治療のために矯正を一時中断しなければならず、その分期間が長くなります。デンタルフロスなども使用し、丁寧に歯を磨くことを心がけましょう。

食生活に気を配る

食生活にも気を配ることも大切です。矯正中は、栄養バランスの良い食事を摂り、歯や骨の健康を保つことが求められます。カルシウムやビタミンDを含む食品を積極的に摂ることで、歯の移動がスムーズに進みやすくなります。

また、甘いものや酸性の強い飲み物を控えることで、虫歯のリスクを減らせます。矯正を中断する必要をなくすことにもつながります。

まとめ

歯の矯正をして歯列が整い笑顔で仕事に向かう女性達

歯の矯正は、美しい歯並びや正しい噛み合わせを得るために重要な治療ですが、一定の期間がかかることは避けられません。一般的には1年半から3年程度が目安とされていますが、歯並びの状態や矯正方法によって異なります。

歯の矯正は時間のかかる治療ですが、正しく進めれば確実な成果を手に入れられます。焦らず歯科医師の指示を守り、健康的で美しい歯並びを手に入れましょう。

品川港南歯科・矯正歯科クリニックでは、痛みや施術時間を抑えながら自然な仕上がりの治療を目指しています。マウスピース矯正やセラミック治療、虫歯治療、ホワイトニングなどにも力を入れています。

診療一覧はこちらご予約・ご相談も24時間受け付けておりますので、ぜひご覧ください。