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2024年09月19日

歯周病菌とは?うつることはある?歯周病の症状や予防する方法

歯周病菌のイメージ

歯周病は、歯を支える組織にダメージを与え、最終的には歯を失う原因となる深刻な病気です。主な原因は、口腔内に存在する歯周病菌と呼ばれる細菌群で、歯茎や歯の周囲で増殖することで炎症を引き起こします。

さらに、歯周病菌は唾液を介して他人にうつる可能性があるので、家族やパートナーとの日常生活で注意が必要です。

この記事では、歯周病菌の特徴や感染リスク、歯周病の代表的な症状に加え、歯周病を予防するための具体的な方法を紹介します。

歯周病菌とは

歯周病と歯周病菌のイメージ

歯周病菌とは、歯周病の原因となる細菌群で、口腔内の歯茎や歯を支える組織に炎症を引き起こす細菌です。歯垢(プラーク)の中に潜んでおり、酸素が少ない環境を好んで繁殖します。

歯周病菌の中には、特に病原性が強く体の免疫反応を回避しながら歯茎の組織を破壊していくものがあります。炎症を引き起こすだけでなく、歯を支える骨や組織を破壊し、最終的には歯を失う原因となります。

また、歯周病菌が血流に乗って全身に広がることで、心疾患や糖尿病の悪化を引き起こすリスクも指摘されています。

歯周病菌がうつることはある?

歯周病菌がうつることはあるか考えている女性

歯周病菌は、他の人にうつる可能性があります。具体的には、歯周病の原因となる細菌は唾液を介して伝播することが知られています。

例えば、家族やパートナーとの食器や歯ブラシの共有、キスなどで唾液が混じると、歯周病菌に感染するリスクが高まります。

ただし、歯周病菌が口内に存在するからといって必ず歯周病になるわけではありません。歯周病を発症するかどうかは、個々の口腔内の環境や免疫力、歯磨きの習慣などに大きく左右されます。歯周病菌が口腔内に定着しても、日々のケアが行き届いていれば発症を防げます。

歯周病菌の種類

歯周病菌のイメージ

口腔内に存在する歯周病菌には、数多くの種類があります。以下に、主な歯周病菌の種類を紹介します。

ポルフィロモナス・ジンジバリス(Porphyromonas gingivalis)

ポルフィロモナス・ジンジバリスは、歯周病菌の中でも特に病原性が強いとされ、重度の歯周病に関与する細菌です。歯周ポケットの中で増殖し、歯茎や周囲の組織に炎症を引き起こします。

さらに、免疫反応を抑制することで、感染を長引かせ歯周病を慢性的に悪化させる特徴があります。

トレポネーマ・デンティコラ(Treponema denticola)

トレポネーマ・デンティコラは、らせん状の細菌で、歯周ポケットの奥深くに潜んで活動します。他の歯周病菌と連携して炎症を引き起こすだけでなく、歯を支える骨を破壊する酵素を分泌し、歯の喪失を引き起こす原因となります。

タネレラ・フォーサイセンシス(Tannerella forsythensis)

タネレラ・フォーサイセンシスも、歯周病の進行に深く関与する細菌です。歯茎の深い部分に存在し、歯周病の進行に伴ってその数が増加します。

歯茎や歯を支える骨に対する攻撃力が強く、特に進行した歯周病の患者様から多く見つかることが知られています。

プレボテラ・インターメディア(Prevotella intermedia)

プレボテラ・インターメディアは、歯周病の炎症を引き起こす細菌の一つで、特に歯周ポケット内で増殖します。妊娠やホルモンの変化によって数が増えることがあり、妊娠性歯肉炎に関与していることが報告されています。

歯周病の症状

歯茎の腫れている様子

歯周病は、初期段階では自覚症状がほとんどないことが多く、気づかないうちに進行する病気です。

しかし、放置すると歯茎や歯を支える骨に深刻なダメージを与え、最終的には歯を失う原因となります。ここでは、歯周病の代表的な症状について解説します。

歯茎の腫れ・出血

歯周病の初期症状としてよく見られるのが、歯茎の腫れや出血です。歯磨きや食事中に歯茎から出血することがある場合、歯茎に炎症が起きている可能性があります。歯垢(プラーク)内に潜む細菌が歯茎を刺激し、炎症を引き起こしているためです。

歯茎の腫れが続く場合、早めの治療が必要です。

口臭が強くなる

歯周病が進行すると、口臭が強くなることがあります。歯周ポケットが深くなることで、食べカスやプラークが蓄積し、細菌がさらに繁殖するためです。

口臭は見過ごされやすいですが、歯周病の初期段階の重要なサインです。

歯茎の退縮

歯周病が進行すると、歯茎が徐々に下がり歯の根が露出してくることがあります。歯茎退縮と言い、進行すると歯の根元がむき出しになり、冷たいものや熱いものに対して過敏になることもあります。

歯を支える骨の減少にもつながるため、放置すると歯の動揺が生じます。

歯のぐらつき

歯周病が進行すると、歯を支える歯槽骨が破壊されて歯がぐらつくことがあります。歯のぐらつきは歯周病が重症化した段階で見られる症状で、この段階に至ると歯の保存が難しくなることもあります。

歯のぐらつきを感じた場合は、すぐに歯科医師に相談することが重要です。

歯茎の痛みや排膿

歯周病がさらに進行すると、歯茎に痛みを感じたり、歯周ポケットから膿が出たりすることがあります。細菌感染が歯茎の奥深くにまで広がっているサインです。

膿が出る場合、歯周病が重症化していると考えられるので早急な治療が必要です。

歯周病を予防する方法

歯周病を予防するためデンタルフロスを使用している様子

以下に、歯周病を予防するための効果的な方法を紹介します。

毎日の適切な歯磨き

歯周病予防の基本は、毎日の歯磨きです。歯垢(プラーク)が歯周病の原因となるため、歯垢をしっかりと取り除くことが重要です。

歯ブラシを45度の角度で歯と歯茎の境目に当て、優しく円を描くように磨きましょう。歯茎に溜まりやすい歯垢を、効果的に除去できます。

また、少なくとも1日2回、朝と夜の歯磨きを徹底しましょう。就寝前のケアを特に丁寧に行うと、虫歯や歯周病の予防効果が高まります。

デンタルフロスや歯間ブラシの使用

歯ブラシだけでは、歯と歯の間に溜まった歯垢を完全に取り除くことができません。そのため、デンタルフロスや歯間ブラシを併用することが重要です。

歯と歯の間に溜まった食べカスや歯垢を効率よく除去でき、歯周病のリスクを大幅に減らせます。

定期的な歯科検診

定期的な歯科検診は、歯周病の早期発見と予防に欠かせません。自分では取りきれない歯垢や歯石は、歯科医院で行うプロフェッショナルクリーニングで除去することができます。

特に、歯石は一度ついてしまうと家庭でのケアでは除去できません。3~6ヶ月に一度の歯科検診とクリーニングを受けることで、歯周病の進行を防ぐことができます。

規則正しい生活習慣と食事

規則正しい生活習慣やバランスの取れた食事も、歯周病予防において重要です。特に、ビタミンCやカルシウムが不足すると、歯茎や歯を支える組織が弱くなり歯周病のリスクが高まります。

栄養バランスの良い食事を心がけ、タバコや過度なアルコール摂取を控えることも、歯周病の予防に効果的です。

禁煙

喫煙は、歯周病のリスクを大幅に高める要因です。タバコの成分は歯茎の血流を悪化させ、免疫機能を低下させるため歯周病の進行を促進します。

禁煙することで、歯茎の健康を保ち歯周病の発症を抑えられるのです。

まとめ

歯周病が治り笑顔の夫婦

歯周病菌は、歯周病の主な原因となる細菌群です。口腔内の歯垢(プラーク)に存在し、歯茎や歯を支える骨に炎症を引き起こします。

代表的な歯周病菌には、ポルフィロモナス・ジンジバリスやトレポネーマ・デンティコラなどがあります。これらの細菌が増殖すると歯周病が進行し、最終的には歯の喪失につながることもあります。

また、歯周病菌は唾液を介して他人にうつる可能性があります。家族やパートナー間で感染するリスクがあるため、日常の口腔ケアや衛生管理が重要です。

歯周病を予防するには、毎日の適切な歯磨きやフロスの使用、定期的な歯科検診が効果的です。早期発見と予防に努めれば、歯周病の進行を防ぐことができます。

品川港南歯科・矯正歯科クリニックでは、痛みや施術時間を抑えながら自然な仕上がりの治療を目指しています。マウスピース矯正やセラミック治療、虫歯治療、ホワイトニングなどにも力を入れています。

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