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2025年06月05日

インビザラインで使用するマウスピースの装着時間を守るための方法!

インビザラインのマウスピース

インビザラインは、自由に取り外しができる装置を用いて歯並びを整える矯正方法です。マウスピース型の装置を使用するため、ワイヤー矯正に比べて手軽にできるというイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

しかし、インビザライン矯正の十分な効果を得るためには、装置を1日に20~22時間装着しなければなりません。装着時間が不足すれば十分な効果が得られなくなり、治療期間が延びる可能性も考えられます。

本記事では、適切な装着時間の目安や装着時間を守らないことによるリスク、守るための工夫、守れなかったときの対処法について解説します。「装着するのを忘れたらどうなるの?」と疑問をお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてください。

インビザラインで使用するマウスピースの装着時間

インビザラインで使用するマウスピースの装着時間イメージ

インビザラインのマウスピースの装着時間の目安は、1日に20~22時間です。1日は24時間ですから、食事や歯磨きの時間を除く、ほとんどの時間でマウスピースを装着したまま過ごすことになります。日中はもちろん、夜の就寝中も毎日着け続ける必要があります。

例えば、装置を着け忘れたまま寝たり、朝着け忘れて会社や学校に行ったりすれば、装着時間が不足するため注意しましょう。

インビザラインで使用するマウスピースの装着時間を守らないと

インビザラインで使用するマウスピースの装着時間を守らないとどうなるか考えるイメージ

では、マウスピースの装着時間を守らないと、どのようなリスクが生じるのでしょうか。考えられるリスクは、以下の通りです。

理想の歯並びが得られなくなる

マウスピースの装着時間が不足すると、治療計画通りに歯を動かすことができず、理想の歯並びが得られなくなる可能性があります。「思っていた歯並びと違った」と感じることもあるでしょう。

装置が自由に取り外しできることはインビザラインの大きなメリットといえますが、自己管理が治療結果に大きく影響することを理解しておく必要があります。

噛み合わせが悪くなる

インビザラインの全体矯正では、噛み合わせも考慮した上で治療計画が立てられます。

しかし、装着時間を守らなければ、本来動くはずの位置に歯が移動せず、噛み合わせに影響することも考えられます。噛み合わせが合わなければ、追加で調整が必要になるケースもあります。

後戻りを起こしやすくなる

後戻りとは、一度整えた歯並びが元の位置に戻ろうとする現象のことです。動かした歯を安定した状態に保つためには、長時間マウスピースを装着しておく必要があるのです。

マウスピースの装着時間が不足すると、歯に適切な力がかからなくなるため、後戻りを起こしやすくなります。

治療期間が長引く

マウスピースの装着時間を守らなかった場合、治療計画通りに歯が動かなくなるだけでなく、歯列が乱れることによってマウスピースが装着できなくなる可能性があります。マウスピースが装着できなくなれば、作り直しが必要になります。

その結果、治療期間が長引くことが考えられるでしょう。そのため、結婚式や成人式、就職活動など、矯正治療を終わらせたいイベントが明確に決まっている方は、注意が必要です。

インビザラインで使用するマウスピースの装着時間を守るには

インビザラインで使用するマウスピースの装着時間を守るためケースに保管したり携帯歯ブラシを用意するイメージ

インビザラインの治療期間は、部分矯正であっても最短数ヵ月はかかります。その間、毎日継続して装置を装着するためには、装着時間を守るための工夫が必要です。具体的には、以下のような方法が挙げられます。

スマホのアラーム機能などを活用する

インビザラインの装着時間不足の原因として、装置の着け忘れが挙げられます。例えば、食事で外した際に再装着するのを忘れたり、夜の口腔ケアの後に着け忘れたまま就寝したりするケースが考えられるでしょう。

装着し忘れを防ぐために、スマホのアラームやリマインド機能を活用しましょう。

口腔ケア用品を持ち歩く

外出先で食事をした後には、虫歯や歯周病を防ぐために口腔ケアを行ったうえで装置を再装着する必要があります。

しかし、外出先で歯磨きができないと再装着ができず、装着時間が不足することが考えられます。そのため、普段から歯磨きセットや洗口液、歯磨きシートなど口腔ケア用品を持ち歩くことも大切です。

装置は専用のケースに入れて保管する

インビザラインの装着時間を守るためには、装置を専用のケースに入れて保管することも重要です。専用のケースを使用しなかった場合、マウスピースが破損したり紛失したりする恐れがあります。

例えば、外食時に装置を紙ナプキンに包んだまま捨てたり、テーブルの上に直置きして汚れたりすることも考えられるでしょう。装置を紛失・破損すると、装着時間の不足につながる可能性もありますので、必ず専用のケースに入れて保管するようにしましょう。

痛みが強いときは鎮痛剤を内服する

インビザライン矯正を始めて間もないうちや、新しいマウスピースに交換したばかりのタイミングでは、強い痛みを感じることがあります。痛みが強いとマウスピースを外したくなることがありますので、我慢せずに鎮痛剤を内服することも装着時間を守るためのポイントといえます。

可能であれば、歯科医院から処方された鎮痛剤を飲むのが理想です。常用しなければ問題ありませんが、鎮痛剤の中には歯の移動を遅らせる可能性がある成分が含まれていることがあるためです。

痛みが強く、鎮痛剤を服用しても治まらない場合は何らかの問題が発生しているかもしれません。無理せずに歯科医師にご相談ください。

目標を明確にする

矯正治療にかかる期間は長いため、目標を明確にしてモチベーションを維持することが大切です。例えば、結婚式までに歯並びをきれいにしたい、就職活動の開始までに歯並びを整えたいなどです。

また、理想とするモデルさんや女優さんなどの写真を目につきやすい場所に貼ったりスマホの待ち受けにしたりするのもよいでしょう。目標を明確にすることで、モチベーションを維持しやすくなり、装着時間の不足を回避できるかもしれません。

家族や友人に協力してもらう

マウスピースの装着を忘れそうな方は、家族や友人など周囲の人に協力してもらうのも方法のひとつです。食事や口腔ケアの後、就寝前などに声をかけてもらうことで、装着のし忘れを防げます。

インビザラインのマウスピースの装着時間を守れなかったときは

インビザラインのマウスピースの装着時間を守れなかったときはどうするんか考えるイメージ

マウスピースの装着は毎日のことですので、うっかり忘れることもあるかもしれません。結論からいうと、数時間~1日程度装着時間が不足しても、大きな問題が生じることはないでしょう。

例えば、丸1日装着しなかった場合には、新しいマウスピースに交換する日を1日ずらせば問題ありません。

しかし、数時間単位で毎日装着時間が不足している場合や、丸1日着け忘れることが頻繁に続いている場合には、お早めに歯科医師へご相談ください。

まとめ

インビザラインで使用するマウスピースの装着時間をしっかり守って歯列矯正をする女性

本記事では、適切な装着時間や装着時間を守らないことによるリスク、守るための工夫、守れなかったときの対処法について解説しました。

インビザラインは、取り外し可能なマウスピース型の装置を用いて歯並びを整える矯正方法です。食事や歯磨きは普段通りに行えるため比較的手軽な矯正方法だと思っている方も多いかもしれません。

しかし、インビザラインはマウスピースを自由に取り外せるがゆえに、自己管理が非常に重要となります。装着するのを忘れると治療計画通りに歯が動かなくなり、治療期間が長引く可能性があるため注意が必要です。

品川港南歯科・矯正歯科クリニックでは、痛みや施術時間を抑えながら自然な仕上がりの治療を目指しています。マウスピース矯正やセラミック治療、虫歯治療、ホワイトニングなどにも力を入れています。

診療一覧はこちらご予約・ご相談も24時間受け付けておりますので、ぜひご覧ください。

監修医情報

監修医

「患者様に寄り添う、献身的な歯科クリニックを実現したい」そう考え、私は品川港南歯科・矯正歯科クリニックを開院いたしました。

口は、「食べる」「話す」「笑う」と、日常生活に欠かせない大事な存在ですよね。
そして、生活でよく使うからこそ、トラブルに見舞われることも。
だからこそ私たち歯科医師は、患者様の生活や人生を第一に考えた、「献身的」な治療を行っていかなければいけないと思うのです。
そのため私は、「献身的」という言葉の意味の通り、歯科医療に全身全霊で取り組み、患者様のお悩みやご希望をくみ取れる治療を続けています。

どんな些細なことでも結構です。歯のこと、口のことで気になる点、ご不安に感じる点がございましたらお気軽にご相談ください。
患者様、お一人おひとりのお悩みとしっかり向き合う治療を行っていきます。

院長 野島 慶司 Keiji Nojima

経歴

  • 2012
    昭和大学歯学部卒業 昭和大学歯学部、昭和大学高齢者歯科研究員
  • 2013
    神奈川県内の歯科医院にて2年間務めた後、都内へ分院展開のため異動
  • 2015
    新規開院から5年間院長として勤務
  • 2020~現在
    品川港南歯科・矯正歯科クリニック院長として、高齢者治療、審美治療、ホワイトニング治療を中心に従事

医療活動

口腔機能が与える健康への影響や、介護予防の重要性などを学ぶことを目的として、【昭和大学高齢者歯科研究員】として、活動。