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2024年02月22日

マウスピース矯正の費用はどれくらい?保険適用についても解説!

マウスピース矯正をする人

近年では、見た目の美しさだけでなく、正しい噛み合わせを保つための歯科矯正が注目されています。中でもマウスピース矯正は、手軽さと効果から多くの人々に選ばれています。

透明なマウスピースを着用する矯正方法で、見た目が目立たない点や取り外しができる点など、メリットが多い治療法です。

しかし、歯科矯正は高額であるイメージが強いでしょう。実際にかかる費用はどれくらいなのか、保険適用になるのかなど疑問に思う方もいるのではないでしょうか。

本記事では、マウスピース矯正の費用相場や保険適用について詳しく解説します。歯科矯正を検討中の方の参考になれば幸いです。

マウスピース矯正とは?

マウスピース矯正をする人

マウスピース矯正は、透明なマウスピース型の矯正装置を用いて歯並びの乱れを矯正する治療法です。ワイヤー矯正と異なり、金属を使用していないため目立ちにくいメリットがあります。

マウスピース矯正は、1日20〜22時間マウスピースを装着して歯を移動させます。マウスピースを1週間~2週間に1回交換することで、少しずつ歯を理想の位置まで動かします。

短いスパンでマウスピースを変えて少しずつ歯を動かすため、ワイヤー矯正と比較すると痛みが少ないとされています。

また、取り外しができるため、食事や歯磨きを普段通り行える点も利点です。マウスピース自体の洗浄もできるため衛生的でしょう。

マウスピース矯正の費用はどれくらい?

マウスピース矯正の費用

マウスピース矯正では、プロセスごとに費用がかかります。以下では。治療中にかかる費用に加えて、治療前のカウンセリングや治療後のメンテナンスにかかる費用をそれぞれ解説します。

カウンセリング

矯正治療の最初のステップはカウンセリングです。現在の歯並びの悩みや、理想の歯並びを共有しましょう。

費用は無料~5,000円程度が相場です。有料である場合が多いですが、しっかりとカウンセリングを受けることで後々の治療がスムーズに進むでしょう。

精密検査

治療を受ける場合は、精密検査を受けなければなりません。患者様の歯の状態を確認し、治療計画を立てるための重要なプロセスです。診察料や診断料、レントゲン撮影費などが含まれ、費用の相場は2万〜6万円です。

マウスピース作成

お口の状態を確認したら、マウスピースを作成します。マウスピースの制作にかかる費用は、全体矯正の場合60万円~100万円、部分矯正の場合は30万円~60万円です。

前歯から奥歯まで全て動かす全体矯正の場合、マウスピースの枚数が増えるため高額になる傾向があります。

調整料

治療を始めたら、マウスピースの調整や治療の進行度を確認するために、2〜3ヶ月に1回通院する必要があります。アタッチメントなどの矯正補助装置が必要な場合、装着・調整も行います。

通院するごとに診察料がかかります。1回あたり3,000〜5,000円程度必要になるでしょう。

メンテナンス

矯正治療が終了した後も、歯並びを維持するために定期的なメンテナンスが必要です。突然マウスピースをつけなくなると、歯は元の位置に戻ってしまいます。

後戻りを防ぐために、リテーナーという保定装置を着用して、しばらく様子を見る必要があるでしょう。保定装置は2年ほど着用するよう指示されることが多いです。

保定装置の費用は、6万円前後が相場です。交換する必要はないので、何度も必要になる費用ではありません。

保定期間も通院する必要がありますが、1回あたり3,000円~1万円程度の費用がかかるでしょう。初めの頃は2ヶ月に1回、徐々に4ヶ月に1回、半年に1回と通院の頻度は少なくなるのが一般的です。

マウスピース矯正は保険適用の対象になる?

医療保険イメージ

基本的に、マウスピース矯正を含む歯科矯正は保険適用外の自由診療となります。矯正は審美目的であり、病気や怪我の治療ではないからです。

しかし、一部保険適用になるケースもあります。主に以下の3パターンです。

・厚生労働大臣が定める疾患に起因した咬合異常

・前歯3歯以上の永久歯萌出不全に起因した咬合異常(埋伏歯開窓術を必要とするものに限る)

・顎変形症(顎離断等の手術を必要とするものに限る)

厚生労働大臣が定める疾患の一例は、以下のとおりです。いずれも、日常生活に支障が出る重度な疾患といえます。

・唇顎口蓋裂
・ゴールデンハー症候群
・鎖骨頭蓋骨異形成
・トリーチャ・コリンズ症候群
・ピエール・ロバン症候群

上記に当てはまる場合は、厚生労働省の認可を受けた医療機関で診断を受けましょう。

マウスピース矯正の費用を抑える方法

コストダウンイメージ

前述したとおり、マウスピース矯正は基本的に保険適用外で自費診療になります。歯科矯正は高額であるため、少しでも費用を抑えたいと考える方が多いでしょう。

以下では、マウスピース矯正の費用を抑える方法をご紹介します。

事前に複数の歯科医院で相談し見積もりを取る

マウスピース矯正は自費診療なので、費用は歯科医院によって異なります。矯正の範囲、矯正の期間などによっても大きく変動します。

事前に複数の歯科医院で矯正について相談して、見積もりを取ると良いでしょう。ご自身が納得できる歯科医院で治療を受けられるでしょう。

また、治療全体にかかる費用を把握することが重要です。最初に提示される費用が安くても、必要な処置がオプション料金として高額に設定されていることがあるかもしれません。

医療ローンやクレジットカードの分割払いを利用できる歯科医院もありますが、その場合も手数料などを確認して、予想外の出費が出ないように注意しましょう。

ただし、費用だけで治療を受ける歯科医院を決めることは避けてください。歯列矯正は高度な技術と専門的な知識が必要な治療です。

極端に安く提供している場合、十分な設備が整っていなかったり、治療に関する知識がなかったりする可能性があるでしょう。

部分矯正を検討する

マウスピース矯正の費用を抑えるために、必要な範囲だけ矯正する部分矯正を選択する方もいます。歯並びの乱れが軽度で矯正したい範囲が狭い場合は、部分矯正で治療できる場合があります。

部分矯正は、全体矯正よりも使用するマウスピースの枚数が少ないです。治療期間も短くなるため、費用を抑えられるでしょう。

しかし、部分矯正は治せる症例が限られています。歯並びの乱れが軽度ではない場合、部分矯正では整えられません。

気になる方は歯科医師に相談して、ご自身の歯並びの乱れがどのくらい綺麗になるのか確認すると良いでしょう。

医療費控除を利用する

マウスピース矯正の費用は高額になりますが、医療費控除を利用することで負担を減らせます。医療費控除とは、1年間に支払った医療費が一定額を超えた場合に、所得税や住民税を軽減できる制度のことです。

一度は医療費としてお金を支払いますが、後日支払う所得税や住民税が減額されるため、負担を抑えることができます。医療費控除を利用するためには、歯科医院で受け取ったレシートや領収書が必要になるため、なくさないよう大切に保管しておきましょう。

まとめ

マウスピース

今回は、マウスピース矯正の費用について解説しました。マウスピース矯正とは、透明なマウスピースを使用した矯正方法で、目立ちにくいなど多くのメリットがある人気の矯正方法です。

しかし、マウスピース矯正は基本的に保険適用外であるため、全額自己負担になります。高額になりますが、部分矯正を検討することや相見積もりを取ることで費用を抑えられるでしょう。

他にも、医療費控除を使うなど、費用を抑える方法はあります。検討中の方は、ぜひ歯科医院で見積もりを取ってみましょう。

マウスピース矯正で歯並びを治すことで、自信を持って笑えるようになるかもしれません。噛み合わせがよくなるなど、メリットがたくさんあります。

費用が心配な方でも、一度歯科医院で相談すると良いでしょう。