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歯の黄ばみやすき間、軽度の歯並びの乱れなど、多くの方がさまざまな歯の悩みを抱えています。そんな中で注目されているのが、ラミネートベニアと呼ばれる審美歯科治療です。
しかし、見た目の美しさや機能性はもちろんのこと、どれくらいの期間使い続けられるのかという点も重要なポイントではないでしょうか。
本記事では、ラミネートベニアの寿命や寿命を縮めること、そして長持ちさせるための具体的なケア方法まで、詳しく解説していきます。
ラミネートベニアとは

ラミネートベニアとは、歯の表面を薄く削り、その上からセラミック製の薄い板を貼り付けて歯の形や色を整える治療法の一種です。虫歯などで歯を削ったときに使用する詰め物や被せ物と違い、治療後も天然の歯に近い見た目を保てます。
審美歯科で行われる治療のひとつであり、美しさを求める方に選ばれています。また、ホワイトニングでは白くできない歯の変色や、前歯の隙間を改善したい方にも注目されています。
ラミネートベニアの寿命

ラミネートベニアの平均的な寿命は約7~10年とされますが、正しいケアを続ければ10年以上機能する場合もあります。永久に使い続けられるわけではないので、長く美しい状態を保てるように意識して過ごすと良いでしょう。
ラミネートベニアの寿命を縮めること

ラミネートベニアは、適切なケアをしないと寿命が短くなることがあります。ここでは、ラミネートベニアの寿命を縮めることについて解説していきます。
歯ぎしり・食いしばりの習慣
ラミネートベニアに強い負荷がかかると、欠けたり割れたりするリスクが高まります。歯ぎしりや食いしばりの癖があると、ラミネートベニアに過剰な力が加わり、破損や脱離のリスクが高まるといえます。
集中している時や寝ている時に歯ぎしり・食いしばりをすることがある方は、寿命が短くなる可能性があるでしょう。
不適切なブラッシング
ラミネートベニアの表面は滑らかで、汚れが付着しづらいとされています。汚れが付着しても落としやすいので、適切にブラッシングしてケアしていれば寿命が短くなることはないでしょう。
しかし、ブラッシングが不十分だと、ラミネートベニアと天然歯の隙間などに汚れが蓄積されてしまい、虫歯や歯周病の原因になるかもしれません。ラミネートベニアそのものは病気になりませんが、土台となっている天然歯が虫歯・歯周病になると、ラミネートベニアの安定性にも影響を及ぼす可能性があります。
このため、口腔内の清掃は、ラミネートベニアを長く維持するために欠かせません。ただし、強い力で磨くとラミネートベニアに傷がつく可能性もあるので注意しましょう。
硬い食べ物を無理に噛む
硬い食べ物を日常的に頻繁に噛む習慣は、ラミネートベニアの破損リスクを高めます。例えば、氷や煎餅、ナッツなどを前歯で直接噛むことは避けましょう。硬い食べ物は、無理に前歯で噛み切ろうとせず、小さくカットしてから口に入れるなど工夫する必要があるでしょう。
定期検診を受けていない
歯科医院での定期検診では、歯やラミネートベニアの状態をチェックし、早期に問題を発見できます。定期検診を受けていないと、小さな不具合や異常を発見できず、気づいたときには調整では対応できない状態まで悪化してしまうかもしれません。
トラブルを未然に防ぐには、定期検診を受けることが大切なのです。
ラミネートベニアを長持ちさせるためには

ラミネートベニアの寿命を延ばすためには、日常生活においていくつかの注意点を意識することが重要です。ここでは、ラミネートベニアをできるだけ長く良い状態で保つために、心がけたいポイントを解説していきます。
硬いものを噛まない
ラミネートベニアは丈夫ではあるものの、硬いものを無理に噛むと欠けや割れが起こることがあります。特に、氷や飴、繊維質の野菜、硬いお肉などを無理やり噛み切ろうとするのは避けるべきです。
また、爪を噛む習慣があったり、ペットボトルの蓋を歯で開けようとしたり、無理な力をラミネートベニアに加える行為も控えましょう。硬いものを噛むことは、ラミネートベニアの破損を招くだけでなく、歯そのものにもダメージを与える可能性があるため注意が必要です。
ラミネートベニアだけでなく、土台となる天然歯を守るためにも、不適切な使い方は避けるべきといえるでしょう。ラミネートベニアに問題が起こっていなくても、土台の天然歯の状態の影響でラミネートベニアが脱落する可能性も考えられるためです。
歯ぎしり・食いしばりの対策をする
歯ぎしりや食いしばりは、ラミネートベニアに大きな負担をかける要因のひとつです。このような癖があると、ラミネートベニアが割れたり欠けたりすることがあります。
歯ぎしり・食いしばりを防ぐためには、就寝時にマウスピースを装着することが推奨されます。日中にも歯ぎしりや食いしばりをする方は、専用のマウスピースを作成すると良いでしょう。
歯ぎしりや食いしばりの力を分散させられるので、一部に極端な力が加わることを防げます。市販品でも作成できますが、歯科医院ではより患者さまの歯列にあったマウスピースを作ってもらうことが可能です。
しっかりと口腔ケアをする
ラミネートベニアを長持ちさせるためには、ラミネートベニアそのもののケアと、ご自身の歯のケアを丁寧に行う必要があります。上述したとおり、ラミネートベニアそのものは虫歯や歯周病などの病気になることはありません。
しかし、食べ物のカスが残っていたりプラークが付着したりすれば、土台となる天然歯が虫歯になる可能性があります。土台部分が虫歯になり、ラミネートベニアとの接着面が溶かされてラミネートベニアが外れる恐れがあります。
これにより、ラミネートベニアが自然と剥がれるかもしれません。剥がれなかった場合でも、ラミネートベニアを一度外して天然歯の治療を行わなければならないでしょう。
そのため、毎日の口腔ケアを丁寧に行うことは非常に重要です。歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシを使って細かい部分も磨くようにしてください。
定期的に歯科検診を受ける
ラミネートベニアの適合性や噛み合わせ、口腔内の状態を確認するためにも、定期的な歯科検診は欠かせません。治療を受けた歯の周囲に炎症や虫歯がないか、噛み合わせに問題がないかをチェックすることで、トラブルの早期発見と対処が可能になります。
気になる症状が特にない状態でも、数カ月に一度は歯科医院で検診を受けることが大切です。
ラミネートベニアの状態だけでなく、口内全体の状態も確認し、問題が見つかれば早期に対処することが可能です。健康な口内を維持するためにも、定期検診を欠かさないようにしましょう。
まとめ

ラミネートベニアは、前歯の見た目を美しく整えるための治療法です。寿命は平均して7~10年程度ですが、日々のケアや生活習慣によって大きく変動することもあります。硬い物を噛まない、歯ぎしり対策を行う、定期検診を欠かさないなどの工夫が、ラミネートベニアを長持ちさせることに繋がります。
また、定期的な歯科検診では、ラミネートベニアだけでなく口内全体の状態を確認してもらえます。必要に応じたメンテナンスを受けることで、トラブルを未然に防げるでしょう。大切な歯を守るためにも、正しい知識とケアを続けていくことが大切です。
品川港南歯科・矯正歯科クリニックでは、痛みや施術時間を抑えながら自然な仕上がりの治療を目指しています。マウスピース矯正やセラミック治療、虫歯治療、ホワイトニングなどにも力を入れています。

