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2024年07月25日

矯正中にマウスピースが浮く原因とリスク、対処法を解説!入稿チェック待ち 

矯正中にマウスピースが浮いている人

矯正治療中にマウスピースが浮く問題は、多くの患者さんが直面する課題です。マウスピースがしっかりフィットしないと、治療効果が低下する可能性があります。

この記事では、マウスピースが浮く原因やリスクについて詳しく解説し、適切な対処法を紹介します。

矯正中にマウスピースが浮く原因

マウスピースを持っている人

矯正中にマウスピースが浮く原因は、以下の通りです。

歯が新しいマウスピースに合っていない

矯正治療中は歯が常に少しずつ動いているため、治療が進むにつれて歯の位置が変化します。そのため、以前の位置に合わせて作られたマウスピースが歯にフィットしなくなることがあります。

特に、新しいマウスピースに切り替える際は、歯がまだ新しい位置に完全に順応していないため浮きやすいでしょう。

マウスピースの装着時間が不足している

マウスピースの効果を最大限に引き出すためには、1日20~22時間以上の装着が推奨されています。装着時間が短いと計画通りに歯が動かず、マウスピースが浮くことがあります。

装着時間の不足は、歯の移動が遅れるだけでなく、マウスピースが歯にしっかりフィットしないため治療効果の低下も引き起こします。装着時間が不十分だと新しいマウスピースに切り替えた際にフィットしないことが多く、治療全体の進行が遅れるリスクがあるのです。

装着方法が誤っている

マウスピースの装着が正しく行われていないと、しっかりとフィットせずに浮くことがあります。特に、装着時に十分に押し込まれていない場合や、適切に噛み合わせを調整していない場合に生じやすいです。

また、装着方法に関する理解不足や手順の省略も、マウスピースが浮く原因になります。正しい装着方法を身につけるためには、歯科医師からの指導を受けることが重要です。

マウスピースの浮きの許容範囲は?

マウスピースの浮きの許容範囲について教えてくれる人

矯正治療に使用するマウスピースが浮くことはありますが、許容範囲があります。マウスピースがわずかに浮くだけなら、必ずしも問題とは限りません。

一般的に、マウスピースの浮きが1mm未満であれば、許容範囲内とされています。この程度の浮きであれば、装着時間を守ることで自然に解消されるでしょう。

1日20~22時間以上の装着を徹底することで、歯が計画通りに動きマウスピースのフィット感が向上します。また、マウスピースの装着方法も見直し、しっかりと押し込んでフィットさせるように心がけましょう。

マウスピースの浮きが1mm以上の場合、適切な治療効果を得られない可能性があります。歯が計画通りに動いていないことを示している場合もあるので、早めに歯科医師に相談することが重要です。

場合によっては、新しいマウスピースの作成が必要になることもあります。大きな浮きを放置すると、矯正治療全体の進行が遅れるだけでなく、治療効果が損なわれるリスクがあるため迅速に対応しましょう。

マウスピースが浮いたままだとどのようなリスクがある?

マウスピースが浮いたままだとどのようなリスクがあるか考えている人

マウスピースが浮いたままの状態がもたらすリスクについて詳しく説明します。

計画通りに歯が移動しない

マウスピースが正しくフィットしていないと、計画通りに歯が動かない可能性があります。矯正治療の進行が遅れるだけでなく、治療全体の効果が低下するリスクがあります。

歯また、歯の移動が不十分な場合、他の歯や顎の位置にも影響が出ることがあります。治療計画の修正が必要となる場合もあるでしょう。

意図しない方向に歯が移動する

マウスピースが浮いた状態では、意図しない方向に力がかかって歯が計画外の動きをするリスクが高まります。噛み合わせが悪くなり、治療の再調整が必要になる可能性もあるでしょう。

特定の歯に過度な力が加わることで、歯や顎の健康に悪影響を及ぼすこともあります。

歯や歯肉へ負荷がかかる

マウスピースが適切に装着されていないと、歯や歯肉に過剰な圧力がかかることがあります。歯肉の炎症や歯の損傷を引き起こす可能性もあるでしょう。

特に、浮いた部分が歯肉に擦れて炎症が発生しやすくなる場合もあります。持続的な圧力が歯に加わると、歯根にダメージを与えたり歯の安定性が損なわれたりするリスクもあります。

また、歯肉の健康が損なわれると歯周病の発症リスクが高まるなど、口内全体の健康に影響を及ぼします。

見た目に影響が出る

矯正治療中でも、外見に気を遣う患者さまが多いです。マウスピースが浮いたままでは、見た目に影響を及ぼす可能性があります。

特に、笑顔や話す際に浮きが目立つと、他人からの視線が気になり社会的な場面での自信を損なうことが考えられます。外見への影響を最小限に抑えるためには、マウスピースが常に正しくフィットしていることを確認し、定期的に歯科医師にチェックしてもらうことが重要です。

治療への不安が生じる

マウスピースが浮いた状態が続くと、治療が順調に進んでいないのではないかと不安を感じるかもしれません。治療に対する信頼感を損ない、ストレスにつながる可能性もあるでしょう。

心理的なストレスは、治療のモチベーションの低下に繋がって装着時間の短縮を引き起こすことがあります。

矯正中にマウスピースが浮くときの対処法

マウスピースが浮き歯科医師へ相談している様子

矯正治療中にマウスピースが浮くことはよくある問題ですが、適切な対処を行えば治療をスムーズに進めることができます。以下、マウスピースが浮いたときの具体的な対処法について説明します。

正しい装着方法を確認する

マウスピースが浮いている場合、まずは正しく装着できているかを確認しましょう。マウスピースを装着するときには、しっかりと歯に押し込むことが重要です。

特に、奥歯の部分がしっかりとフィットしているかを確認しましょう。装着の手順や方法が適切でない場合、マウスピースが浮く原因となります。装着の際に全ての歯がマウスピース内に確実に収まるように注意し、浮きやズレがないかをチェックすることが大切です。

マウスピースを装着する際は、チューイーという道具を使用しましょう。シリコン製の小さなチューブで、マウスピースを装着した後に噛んで使用します。

チューイーを使用すれば、マウスピースを歯にしっかりと密着させられます。浮きを軽減して矯正治療をスムーズに進められるようになるでしょう。

また、歯科医師から正しい装着方法の指導を受け、再確認してみましょう。正しい装着方法を習得することで、マウスピースの浮きを防ぎ、治療効果を最大限に引き出すことができます。

装着時間を守る

1日20~22時間以上の装着は、マウスピース矯正の成功に不可欠です。マウスピースの装着時間が短いと、歯が計画通りに動かずマウスピースが浮く原因となります。1日20~22時間以上の装着を徹底し、歯の移動をスムーズに進めるようにしましょう。

特に、食事や歯磨き以外の時間は、常に装着しておくことが理想的です。装着時間が不足すると、治療期間が延びるだけでなく最終的な治療結果にも影響を与えます。

スケジュールを管理して装着時間を確保することで、計画通りに治療を信仰させられます。また、装着時間を記録すると、自身の治療進行状況を把握しやすくなります。

アタッチメントを使用する

マウスピースが浮く場合、アタッチメントを使用することで、フィット感を向上させられるケースがあります。マウスピースの保持力を高め、浮きを防止します。

アタッチメントを使用すれば、歯が計画通りに動くようにサポートできて治療効果が向上します。アタッチメントは透明で目立ちにくい素材で作られているため、外見に影響を与えることはほとんどありません。

歯科医師と相談して、必要に応じてアタッチメントを装着しましょう。

歯科医師に相談する

定期的に歯科医師の診察を受けることで、マウスピースのフィット感や歯の動きを確認し、必要な調整を行ってもらえます。特にマウスピースが大きく浮く場合は、早めに相談することが重要です。

フィット感が悪いと感じたらすぐに対応することで、治療効果を最大限に引き出せるようになるでしょう。現在のマウスピースが適切にフィットしていない場合、新しいマウスピースの作成が必要になることもあります。

まとめ

マウスピースの正しいはめ方について教えている歯科医師

矯正治療中にマウスピースが浮くことはよくある問題で、適切な対処が必要です。主な原因には、マウスピースの装着時間の不足、装着方法の不備などがあります。

浮きの許容範囲は一般的に1mm未満で、これを超える場合は治療効果が低下し歯や歯肉にダメージを与えるリスクがあります。

対処法としては、正しい装着方法を確認して1日の装着時間を守ることが最も重要です。アタッチメントを装着したり、定期的に歯科医師の診察を受けたりすることも有効でしょう。

マウスピースが浮いていると感じる場合は、上記の対策をとりましょう。治療の効果を最大限に引き出し、快適な矯正治療を進めることが可能です。

品川港南歯科・矯正歯科クリニックでは、痛みや施術時間を抑えながら自然な仕上がりの治療を目指しています。マウスピース矯正やセラミック治療、虫歯治療、ホワイトニングなどにも力を入れています。

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