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2023年07月27日

インビザラインとキレイラインの違いとは?費用や期間など詳しく解説

マウスピースを装着しようとする女性

マウスピース矯正を始めたいと思った場合、インビザラインやキレイラインなど、さまざまな種類があって迷う方も多いでしょう。

今回は、インビザラインとキレイラインの違いをポイントごとに比較して解説します。インビザラインがおすすめの人もご紹介するので、マウスピース矯正を検討している方はぜひ参考にしてください。

インビザラインとは

インビザラインを専用のケースに収納する人

インビザラインとは、薄くて透明なマウスピースを1日20~22時間以上装着し、1~2週間ごとに新しいものに交換することで歯並びを整える矯正治療です。

インビザラインは世界100か国以上で治療実績があり、ほかのマウスピース矯正よりも症例が豊富なため、部分矯正にも全体矯正にも対応できます。マウスピース矯正では難しいとされている、抜歯や外科処置が必要な症例に対応できることもメリットといえるでしょう。

キレイラインとは

歯科医院で矯正治療を受ける女性

キレイラインもマウスピース矯正の一つですが、インビザラインと違って部分矯正にしか対応していません。

すきっ歯や出っ歯、ガタガタした前歯など、前歯の軽度な乱れに特化したマウスピース矯正で、前から数えて3番目までの歯(片顎6本、上下で12本)を治療可能です。矯正治療を受けたあとの、歯の後戻りにも対応できます。

キレイラインは前歯にしか対応していないため、奥歯を移動させたい場合や全体的な噛み合わせを整えたい場合には対応できません。気になる前歯だけを治したい場合は、キレイラインを選ぶとよいでしょう。

インビザラインとキレイラインの違い

2つの?を比較する赤い服の女性

インビザラインとキレイラインの違いを、ポイントごとに比較して解説します。

<インビザラインとキレイラインの違い>

治療方法 インビザライン キレイライン
適応症例 部分矯正も全体矯正も治療可能 前歯のみ(上下で12本)
マウスピース 薄くて違和感の少ないソフトタイプ ソフトタイプとハードタイプの2種類
治療期間 3か月~3年 5か月~1年程度
費用 200,000~1,000,000円 都度払いかコース払い
※詳しい費用は後述
通院頻度 1~2か月に一度 都度払い:1か月半の間に2回
コース払い:3か月の間に2回
型取り 初回のみ 通院のたびに必要
見た目
痛み 少ない 少ない
ホワイトニングの併用 可能 可能

それぞれ詳しく確認しましょう。

適応症例

キレイラインは、前歯(上下で12本のみ)の軽度な乱れにのみ対応した治療法です。適応症例は、軽度な出っ歯・叢生(ガタガタした歯並び)・すきっ歯・捻転(ねじれた歯並び)や、矯正治療後の歯の後戻りです。キレイラインは軽度な歯並びの乱れしか適応できないため、抜歯が必要な出っ歯や叢生、外科処置が必要なケースには対応できないため注意してください。

キレイラインは全体的な歯並びを整えるというより、気になる前歯だけを治せる治療法ととらえるとよいでしょう。

インビザラインは部分矯正にも全体矯正にも対応でき、キレイラインよりも幅広い症例に対応できるのがメリットです。治療実績が豊富なインビザラインは、マウスピース矯正では難しいとされていた、抜歯や外科処置が必要なケースなどにも対応できるため、幅広い方が治療を受けられます

マウスピース

キレイラインで使用するマウスピースは、ソフトタイプとハードタイプの2種類があります。

マウスピースの縁が歯茎を覆うので、違和感をおぼえる方もいるかもしれません。キレイラインのマウスピースの装着時間は1日20時間以上で、2種類のマウスピースを3週間ごとに交換し、治療を進めます。

インビザラインは、やわらかい素材のマウスピースのみを使用します。0.5mmという薄さで歯茎を覆わないため、違和感は出にくいでしょう。

インビザラインのマウスピースの装着時間は1日20~22時間以上で、1~2週間に1回、新しいものに交換して治療を進めます。

費用

キレイラインの費用は、都度払いとコース払い2つから選択して支払います。

<キレイラインの支払い方法>

都度払い コース払い
初回:22,000円(税込)
2回目以降:55,000円(税込)
4回コース:176,000円(税込)
7回コース:319,000円(税込)
10回コース:462,000円(税込)

キレイラインにかかる費用は、回数によって変動します。初回は22,000円からと安く矯正治療が受けられるものの、治療期間が長引くとその分費用がかかる可能性があります。コース払いを契約した場合途中で解約できますが、作成したマウスピースの費用は返金されないため注意が必要です。

インビザラインにかかる費用の目安は、200,000~1,000,000円です。治療する範囲や使用するマウスピースの枚数によって異なるため注意してください。

インビザラインもキレイラインも、お口の状態によって必要な費用が変動します。ご紹介した費用は、あくまでも目安として参考にしてください。

治療期間

キレイラインは、患者様ご自身で治療期間を決められることが特徴です。前歯のみの矯正の場合、5か月~1年程度かかるのが一般的ですが、満足いく結果を得られていれば3か月で治療終了とすることもできます。

インビザラインにかかる治療期間は、お口の状態によって異なりますが、3か月~3年程度です。軽度な歯並びの乱れの場合、治療期間が短くなるでしょう。また、インビザラインでは、専用のソフトを使用することで歯がどのように動いて歯並びが改善されるのか、事前に確認できます。治療にかかる期間や費用について納得してから治療を始められるでしょう。

ただし、インビザラインの場合、キレイラインのように自己判断で治療を終えることはできません。治療期間が長くても、事前に治療計画を確認しているため、治療に対するモチベーションは保てる方が多いです。

キレイラインは、自分で治療を継続するか終了するか見極めなければなりません。治療をシミュレーションして納得してから治療を始められるのは、インビザラインの特徴といえるでしょう。

通院頻度

キレイラインの通院頻度は支払い方法によって異なり、都度払いの場合、1か月半の間に2回、コース払いの場合、3か月の間に2回です。

インビザラインの通院頻度は1~2か月に一度程度で、治療の進み具合によって変わります。

型取り

インビザラインは専用のソフトを使用してシミュレーションを行うため、初回に型取りするだけで治療終了までに必要なマウスピースを一括で製作できます。

キレイラインは、都度払いの場合は通院のたびに型取りしなくてはいけません。コース払いの場合は3段階ごとに型取りしますが、途中で解約する場合、型取りした分は返金されないので注意してください。

キレイラインは型取りの回数が多いので患者様の負担が大きいです。

しかし、矯正治療中に虫歯になって処置を行い、歯の形が変わった場合も対応しやすいといえるでしょう。

見た目

どちらも透明なマウスピースを使用するため、矯正治療中でも目立ちにくいといえます。

ただし、キレイラインの場合は拡大床を使用することがあるため、金具がみえる可能性があります。インビザラインでは治療を効率的に進めるために、アタッチメントや顎間ゴムなどを使用することがあるでしょう。マウスピース以外の装置を使用する場合、目立つかもしれません。

痛み

インビザラインもキレイラインも、マウスピースを交換しながら徐々に歯を移動させます。そのため、違和感や痛みが出ることは少ないです。

マウスピースを装着したばかりの頃は違和感や痛みが出ることがありますが、2~3日で改善されることが多いので安心してください。

ホワイトニングの併用

どちらの方法でも、矯正治療中にホームホワイトニングを行うことが可能です。特に、キレイラインはホームホワイトニングの薬剤がセットでついてきます。インビザラインの場合、アタッチメントを装着していると色むらの原因になるため、ホワイトニングをする際には注意が必要です。

どちらの場合でも、歯が重なっている部分が多い時期にホワイトニングをすると、色むらの原因になります。矯正治療中にホワイトニングをしたい場合は、歯を大きく動かす時期が終わってから始めましょう。

インビザラインがおすすめの人

指差して笑うニットを着た女性

インビザラインがおすすめの人は、以下のとおりです。

・全体的な歯並びをマウスピース矯正で治したい人

・どのように歯並びが整うのか治療前に確認したい人

・矯正にかかる費用や期間について納得してから治療を始めたい人

キレイラインは、歯並びの乱れが軽度な前歯しか治療できません。歯並びだけでなく、全体的な噛み合わせも治したい場合は、インビザラインを選ぶとよいでしょう。前歯だけを治したい場合でも、歯並びの状態によってはキレイラインでは対応できないことがあるので注意が必要です。

インビザラインでは、専用のソフトを使用することで治療を始める前にどのように歯が動くかを確認できます。シミュレーションの段階で「この歯をもう少し引っ込めたい」など、患者様の要望を取り入れられるため、ほかのマウスピース矯正よりもインビザラインのほうが治療の満足度が高いといえるでしょう。

インビザラインとキレイラインのどちらを選ぶか迷った場合は、適応範囲や費用、期間など、ご紹介した表を参考にポイントごとに比較して検討してください。

まとめ

タオルの上に置かれたマウスピース

インビザラインとキレイラインは同じマウスピース矯正ですが、適応範囲や治療にかかる費用、期間が異なります。

豊富な治療実績のあるインビザラインは、部分矯正にも全体矯正にも対応でき、マウスピース矯正では治療が難しいとされている、抜歯や外科処置が必要なケースにも対応できます。専用のソフトを使用して、治療前に治療後の歯並びをシミュレーションできることは、インビザラインならではの特徴といえるでしょう。

インビザラインもキレイラインも、双方によいところがあります。どちらの治療法にするか迷った場合は、ポイントごとに比較して検討しましょう。