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2026年02月12日

マウスピース矯正の装置の正しい外し方!外すときの注意点と保管方法も入稿チェック待ち 

マウスピース矯正の装置を外している女性

マウスピース矯正は、透明で目立ちにくく、自分で取り外せる装置を使用するという点から多くの方に選ばれている矯正方法です。

しかし、装置を外す際の方法に気を配らないと、破損や衛生面での問題につながることもあります。特に初めての方にとっては、「どうやって外せばいいのか」「どこに注意すればいいのか」といった不安も多いはずです。

そこで今回は、マウスピースの正しい取り外し方や注意点、取り外したあとのお手入れ・保管方法までを詳しく解説します。

マウスピース矯正とは

マウスピース矯正について説明する歯科医

マウスピース矯正とは、透明なプラスチック製の装置を歯に装着し、少しずつ歯並びを整えていく治療法です。金属のワイヤーやブラケットを使わないため、装着していても目立ちにくい点が大きな特徴です。見た目を気にする方でも取り入れやすい矯正方法として広く知られています。

治療では、歯型や口腔内のデータをもとに作製された複数枚のマウスピースを、一定期間ごとに交換しながら歯を段階的に動かしていきます。食事や歯みがきの際には装置を取り外すことが可能です。そのため、口の中を清潔に保ちやすいという利点もあります。

ただし、十分な治療効果を得るためには、決められた装着時間を守ることが重要です。毎日の積み重ねが歯の移動に直結するため、正しい知識を持って使用することが求められます。

マウスピース矯正の装置を正しい方法で外さないと

マウスピースを正しい方法で外さなかった女性が歯に違和感を覚えて鏡を見ているイメージ

マウスピースを誤った方法で外すと、さまざまなトラブルが起こる可能性があります。以下に詳しく解説します。

破損や変形の原因になる

マウスピースは、薄くて軽い素材でできています。そのため、強い力で外そうとすると、割れたり変形したりすることがあるのです。たとえば、爪を立てて一気に外したり、片側だけを引っ張って外したりすると、装置に大きな負荷がかかり、亀裂が入ることがあります。

破損すると新しいマウスピースを再度作製しなければならず、治療期間が延びる可能性があります。また、変形したマウスピースを使用すると、本来の力が歯にうまく伝わらず、治療の進行に悪影響を及ぼす可能性があるため、注意が必要です。

歯や歯ぐきに負担がかかる

マウスピースを力任せに外すと、歯や歯ぐきに余計な負担がかかります。特に、片側だけを強く引っ張ったり、一気に引きはがしたりすると、歯に強い力が集中し、痛みや違和感の原因になります。

新しいマウスピースに交換した直後は歯が動き始めている状態のため、刺激に敏感になりやすく、より注意が必要です。

マウスピース矯正の装置の正しい外し方

マウスピースの正しい外し方を説明する歯科医

マウスピースを安全に取り外すためには、順番と力のかけ方を意識することが重要です。装置は歯にしっかり密着しているため、自己流で強く引き抜くのではなく、基本の手順に沿って丁寧に行いましょう。

まず、奥歯の内側に指の爪をかけ、片側ずつゆっくりと浮かせていきます。このとき、一気に外そうとせず、少しずつ空気を入れるような感覚で持ち上げることがポイントです。

左右どちらか一方だけを強く引き上げると、装置にねじれが生じる可能性があります。そのため、片側を少し浮かせたら反対側も同じように浮かせ、左右均等に外していきます。

奥歯部分が十分に外れたことを確認したら、最後に前歯部分をやさしく持ち上げ、全体を取り外します。前歯から無理に引っ張ると変形や破損につながることがあるため注意が必要です。

また、爪が短くて外しにくい場合は、取り外し用の補助器具を活用すると負担を軽減できます。鏡を見ながら落ち着いて作業を行うことで、装置の状態を確認しやすくなり、歯や歯ぐきへの負担も抑えられます。

マウスピース矯正の装置を外すときに注意すること

マウスピースを外す前に手を洗うイメージ

マウスピース矯正では、患者さま自身で装置を取り外すことが可能です。

しかし、取り外しの際に不適切な方法で行うと、装置が破損したり変形したりする可能性があります。ここでは、マウスピースを安全に取り外すためのポイントをご紹介します。

強い力で引っ張らない

マウスピースが外れにくい場合でも、焦って強い力で無理に引っ張るのは避けましょう。過度な力を加えると、装置の破損だけでなく、歯や歯ぐきに負担がかかる可能性もあります。

特に、奥歯にしっかりとはまっている状態のときに、無理やり外そうとすると、アタッチメントが外れるなどのトラブルが起こりやすくなります。少し時間をかけて慎重に外すことが、トラブル防止のポイントです。

外す前には手を洗う

マウスピースを取り外す前には、必ず手を清潔にすることが重要です。指先には目に見えない汚れや細菌が付着していることがあり、そのまま口の中に触れると細菌が入り込む可能性があります。特に外出先や食事の前後は、手が汚れていることも多いため注意が必要です。

基本は石けんと流水で丁寧に手を洗い、指先や爪の間までしっかりと汚れを落とします。すぐに手洗いができない場合は、携帯用の消毒用品などを活用し、できるだけ清潔な状態を保つよう心がけましょう。

マウスピースは長時間口腔内に装着する装置であるため、取り扱う際の衛生管理が欠かせません。毎回の手洗いを習慣にすることが、口腔内の健康を守る第一歩です。

マウスピース矯正の装置を外したあとのお手入れ

マウスピースを専用の洗浄剤に浸すイメージ

マウスピースは取り外したあと、そのまま放置していると雑菌が繁殖したり、においが発生したりする原因になります。快適に矯正治療を続けるためには、外したあとのお手入れが欠かせません。ここでは、マウスピースを外したあとのお手入れの仕方について解説します。

水かゆるま湯で洗う

マウスピースを外したら、まずは流水でやさしく洗い流します。表面についた唾液や汚れを落とすだけでも、清潔な状態を保ちやすくなります。

このとき使用するのは常温の水、もしくは人肌程度のぬるま湯にとどめましょう。熱いお湯を使うと素材が変形する可能性があるため注意が必要です。外した直後に洗う習慣をつけることで、汚れが固着しにくくなります。簡単な水洗いでも、毎日続けることが大切です。

やわらかいブラシを使う

マウスピースを洗うときは、毛先がやわらかい歯ブラシや専用のブラシを使いましょう。

力を入れすぎず、優しくこすることで、細かな溝や内側の部分に付いた汚れをしっかり落とすことができます。毛先が硬すぎるブラシは、マウスピースの表面を傷つける原因になるため避けてください。

また、ブラッシングの際には、マウスピースの外側だけでなく、内側もしっかりと洗うようにしましょう。毎日のお手入れの積み重ねが、清潔な状態を保つためには欠かせません。

専用の洗浄剤を使う

マウスピースをより清潔に保つためには、専用の洗浄剤を使ったお手入れも効果的です。水や歯ブラシだけでは落としきれない細かな汚れや雑菌を除去することができ、ニオイの発生も防げます。使い方は簡単で、洗浄剤を水に溶かし、マウスピースを数分間浸けておくだけです。

ただし、長時間浸けすぎるとマウスピースの素材に影響を与える場合があるため、使用方法をしっかり守ることが大切です。毎日のケアに取り入れることで、より安心して矯正治療に取り組むことができます。

マウスピース矯正の装置の保管方法

マウスピースをケースで保管するイメージ

マウスピースを外したあとは、適切な方法で保管することが大切です。

無造作に置いておくと、紛失や破損の原因になります。特にティッシュに包んでテーブルの上に置いたままにすると、誤って処分してしまうケースも少なくありません。外したらすぐに決まった場所へしまう習慣をつけることが重要です。

基本は、通気性のある専用ケースに入れて保管します。ケースを使用することで、ほこりや細菌の付着を防ぎやすくなり、持ち運びの際にも安心です。また、湿ったまま密閉するとにおいの原因になることがあるため、軽く水気を切ってから収納するとよいでしょう。

また、直射日光が当たる場所や高温になる車内などは避けてください。熱によって変形するおそれがあります。自宅でも外出先でも、保管場所をあらかじめ決めておくことで、マウスピースを清潔かつ安全に管理しやすくなります。

まとめ

青空の下で笑う女性

マウスピース矯正は、装置の取り外しができる利便性と目立ちにくさが特長の治療法です。

ただし、そのメリットを十分に活かすためには、装置の扱い方を正しく理解することが欠かせません。外し方が適切でない場合、装置の変形や破損につながるだけでなく、歯の移動にも影響を及ぼす可能性があります。

装置を外す際は、奥歯からゆっくりと浮かせ、強い力をかけないよう意識することが大切です。また、清潔な手で取り扱い、外したあとは速やかに洗浄し、専用ケースに保管するなど、基本的な管理を丁寧に行うことも重要です。

こうした日々の積み重ねが、口腔内の健康維持にもつながります。毎日の動作を見直し、正しい方法を習慣にすることで、治療をよりスムーズに進めやすくなります。

品川港南歯科・矯正歯科クリニックでは、痛みや施術時間を抑えながら自然な仕上がりの治療を目指しています。マウスピース矯正やセラミック治療、虫歯治療、ホワイトニングなどにも力を入れています。

診療一覧はこちらご予約・ご相談も24時間受け付けておりますので、ぜひご覧ください。

監修医情報

監修医

「患者様に寄り添う、献身的な歯科クリニックを実現したい」そう考え、私は品川港南歯科・矯正歯科クリニックを開院いたしました。

口は、「食べる」「話す」「笑う」と、日常生活に欠かせない大事な存在ですよね。
そして、生活でよく使うからこそ、トラブルに見舞われることも。
だからこそ私たち歯科医師は、患者様の生活や人生を第一に考えた、「献身的」な治療を行っていかなければいけないと思うのです。
そのため私は、「献身的」という言葉の意味の通り、歯科医療に全身全霊で取り組み、患者様のお悩みやご希望をくみ取れる治療を続けています。

どんな些細なことでも結構です。歯のこと、口のことで気になる点、ご不安に感じる点がございましたらお気軽にご相談ください。
患者様、お一人おひとりのお悩みとしっかり向き合う治療を行っていきます。

院長 野島 慶司 Keiji Nojima

経歴

  • 2012
    昭和大学歯学部卒業 昭和大学歯学部、昭和大学高齢者歯科研究員
  • 2013
    神奈川県内の歯科医院にて2年間務めた後、都内へ分院展開のため異動
  • 2015
    新規開院から5年間院長として勤務
  • 2020~現在
    品川港南歯科・矯正歯科クリニック院長として、高齢者治療、審美治療、ホワイトニング治療を中心に従事

医療活動

口腔機能が与える健康への影響や、介護予防の重要性などを学ぶことを目的として、【昭和大学高齢者歯科研究員】として、活動。