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2025年11月13日

マウスピース矯正は何年かかる?治療期間を知って計画を立てよう

マウスピースとカレンダー

透明で目立ちにくく、取り外しが可能なことから、多くの方に選ばれているのがマウスピース矯正です。実際に治療を始める前に、どのくらいの期間がかかるのか気になる方も多いでしょう。治療期間は、歯並びの状態や年齢、歯科医院の対応力などによって変動します。

この記事では、マウスピース矯正にかかる一般的な期間と、スムーズに治療を進めるために知っておくべきポイントについて詳しく解説します。

マウスピース矯正とは

マウスピースを持つきれいな歯並びの笑顔の女性

マウスピース矯正とは、透明な樹脂製のマウスピース(アライナー)を一定期間ごとに交換しながら、歯を少しずつ理想の位置へ移動させる矯正方法です。ワイヤーを使用しないため、従来の矯正方法に比べて目立たず、見た目を気にせず治療を進められる点が大きな魅力です。

マウスピース矯正は、デジタル技術を活用して治療計画が立てられます。事前に3Dスキャナーで歯型を採取し、専用ソフトウェアで治療のシミュレーションを行います。これにより、歯の動く様子を視覚的に確認でき、治療の進行や仕上がりのイメージが得やすくなります。

また、マウスピースは食事や歯磨きの際に取り外せるため、口腔衛生を保ちやすく、虫歯や歯周病のリスクを軽減することができます。食事制限もなく、日常生活への影響を最小限に抑えられるでしょう。

ただし、マウスピース矯正はすべての症例に適応できるわけではありません。歯の大きな移動や骨格的な問題がある場合には、従来のワイヤー矯正が必要になることもあります。

マウスピース矯正は何年かかる?

マウスピース矯正は何年かかるのか考える女性

マウスピース矯正にかかる期間は症例ごとに異なりますが、軽度の歯並びの乱れであれば半年〜1年程度、全体的に歯並びを整えるケースでは1年半~2年程度が一般的な目安といえます。

ただし、歯の移動速度や治療のゴールによって個人差が大きいため、まずは歯科医院で診断を受ける必要があります。治療計画はそれぞれの歯並びや噛み合わせの状態に応じて立てられ、使用するマウスピースの枚数や交換頻度もそれに合わせて決定されます。

また、虫歯や歯周病などのケアが必要な場合、装着時間の自己管理が不十分な場合には、計画よりも治療期間が長引く可能性があります。信頼できる歯科医院で相談し、自分に合った治療方針を確認することが大切です。

マウスピース矯正の治療期間に影響を与える要因

両手でマウスピースを持ち装着しようとしている女性の口元

上述したとおり、マウスピース矯正の治療期間は、人によって異なります。似た歯並びの状態であっても、治療が完了するまでの時間には差が出ることがあります。

その理由は、もともとの歯並びの状態や、目指す仕上がり、生活習慣、そして治療を受ける方自身の協力度など、さまざまな要因によって変動するためです。ここでは、マウスピース矯正の治療期間に影響を与える代表的な要素について、詳しく見ていきましょう。

歯並びの状態と目指すゴール

歯並びの状態によって、治療期間は変わります。歯の重なりやねじれが少ない軽度の不正咬合であれば、短期間で完了しやすいでしょう。

しかし、歯を大きく動かしたり、動かす歯の本数が多くなったりすると、治療にかかる期間も長くなります。また、歯を動かす量や方向、組み合わせなどを細かくシミュレーションして、精密に治療計画を立てなければなりません。

1か月に歯を動かせる距離は、0.5mm~1mm程度です。例えば、6mm歯を移動させなければならない場合、最短でも6か月かかることになります。必要に応じて微調整を加えながら治療を進めるため、さらに長くかかることもあり得ます。

マウスピースの装着時間

最も影響が大きいのが、マウスピースの1日の装着時間です。一般的に、1日20時間以上の装着が推奨されており、これを守ることで計画通りに歯が動きます。

しかし、装着時間が短いと歯の移動が進まず、計画に遅れが出る可能性が高いです。装着忘れによって装着時間が足りない人が続くと、治療が長引く原因になります。

定期的に通院しているかどうか

マウスピース矯正中は、定期的に歯科医院に通院して歯の動きやマウスピースの状態をチェックする必要があります。通常は1〜2か月に1回の頻度で通院しますが、指示どおりに受診しないと、計画通りに治療が進まず、結果的に通院回数や治療期間が延びることになります。

通院時に歯科医師のチェックを受けることで、問題があればすぐに対応でき、トラブルによる中断を最小限にできます。また、歯の動きに応じてマウスピースの調整が必要な場合もあるため、定期的な診察が非常に重要です。

マウスピース矯正を計画的に進めるためのポイント

歯科医院で診療室への入室を促す歯科衛生士

矯正治療の期間を短くすることは難しいですが、矯正治療を延ばさないためにできることはあります。ここでは、治療をスムーズに進めるための具体的なポイントを確認していきましょう。

信頼できる歯科医院を選ぶ

マウスピース矯正は、精密な診断と計画が不可欠です。歯や顎の状態を正確に診断し、患者様一人ひとりに合った治療方針を立ててくれるクリニックを選びましょう。

治療前のカウンセリングで、治療期間の目安や過去の症例などを確認しておくと安心です。また、途中で不安な点が出たときにも、気軽に相談できる環境であるかを確認しておきましょう。

半年〜2年程度通うことになるため、信頼できる歯科医師かどうかは非常に重要です。

定期的な通院とマウスピースの管理を徹底する

治療をスムーズに進めるためには、通院スケジュールを守ることが重要です。定期通院を怠ると、異常があっても気付くのが遅れて治療期間に影響が及ぶ可能性があるでしょう。

何らかの理由で予定通りに通院できない場合でも、歯科医師に相談の上スケジュールを調整するようにしましょう。

また、マウスピースの管理が不十分な場合にも、治療期間に影響が出ることがあります。紛失や破損を防ぐため、専用のケースを使用する、取り外した際の保管場所を決めておくなどの対策を講じるとよいでしょう。

モチベーションを維持する工夫をする

長期間にわたる矯正治療には、モチベーションの維持が不可欠です。特に、治療初期は変化が実感しづらいため、途中で投げ出したくなることも少なくないでしょう。そうした場合でも、モチベーションの低下を防ぐための工夫が大切です。

写真で経過を記録する、ゴールを具体的にイメージする、歯科医師と定期的に進捗を確認するといった工夫が効果的です。スマートフォンアプリを使って治療スケジュールを管理したり、家族や友人に応援してもらうのもよいでしょう。

数年かかる治療でも、美しくなった歯並びをイメージしながら、治療のモチベーションを維持しましょう。

まとめ

笑顔でパソコンに向かう女性

マウスピース矯正は、見た目の自然さや取り外し可能な利便性から、多くの人に選ばれておる矯正方法です。

しかし、治療を成功させるためには、実際にどのくらいの期間がかかるのかを理解し、計画的に進めることが重要です。軽度の症例では半年程度、全体的に歯並びを整える場合には1年半〜2年程度かかるのが一般的な目安です。

歯並びの状態や使用できるマウスピースの種類、装着時間などによっても、治療期間には大きな差が生まれます。場合によっては3年程度かかることもあるでしょう。

信頼できる歯科医院を選び、日々のケアを徹底することで、想定よりも長引くのを防ぐことができます。モチベーションを維持する工夫もしながら、整った歯並びを目指していきましょう。

品川港南歯科・矯正歯科クリニックでは、痛みや施術時間を抑えながら自然な仕上がりの治療を目指しています。マウスピース矯正やセラミック治療、虫歯治療、ホワイトニングなどにも力を入れています。

診療一覧はこちらご予約・ご相談も24時間受け付けておりますので、ぜひご覧ください。

監修医情報

監修医

「患者様に寄り添う、献身的な歯科クリニックを実現したい」そう考え、私は品川港南歯科・矯正歯科クリニックを開院いたしました。

口は、「食べる」「話す」「笑う」と、日常生活に欠かせない大事な存在ですよね。
そして、生活でよく使うからこそ、トラブルに見舞われることも。
だからこそ私たち歯科医師は、患者様の生活や人生を第一に考えた、「献身的」な治療を行っていかなければいけないと思うのです。
そのため私は、「献身的」という言葉の意味の通り、歯科医療に全身全霊で取り組み、患者様のお悩みやご希望をくみ取れる治療を続けています。

どんな些細なことでも結構です。歯のこと、口のことで気になる点、ご不安に感じる点がございましたらお気軽にご相談ください。
患者様、お一人おひとりのお悩みとしっかり向き合う治療を行っていきます。

院長 野島 慶司 Keiji Nojima

経歴

  • 2012
    昭和大学歯学部卒業 昭和大学歯学部、昭和大学高齢者歯科研究員
  • 2013
    神奈川県内の歯科医院にて2年間務めた後、都内へ分院展開のため異動
  • 2015
    新規開院から5年間院長として勤務
  • 2020~現在
    品川港南歯科・矯正歯科クリニック院長として、高齢者治療、審美治療、ホワイトニング治療を中心に従事

医療活動

口腔機能が与える健康への影響や、介護予防の重要性などを学ぶことを目的として、【昭和大学高齢者歯科研究員】として、活動。