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2024年06月27日

マウスピース矯正中の外食!注意点を詳しく解説!

二つのマウスピース

マウスピース矯正中でも、友人や家族との外食を楽しみたいと思う方は多いでしょう。

しかし、矯正治療を効果的に進めるためには、いくつかの注意点を守る必要があります。

この記事では、マウスピース矯正中に外食をするときに気をつけるべきポイントについて詳しく解説します。マウスピース矯正中の方は、ぜひ参考にしてください。

マウスピース矯正中の外食時の注意点

マウスピース矯正中の外食時の注意点イメージ

マウスピース矯正中は装置を1日20~22時間装着する必要があります。

しかし、外食時にはマウスピースを外す必要があるため、いくつか注意しなければならないことがあります。ここでは、マウスピース矯正中の外食時に注意すべきポイントをご紹介します。

マウスピースは食事直前まで装着する

マウスピースはできるだけ長時間装着することが重要です。外食をする際には、食事直前までマウスピースを装着し、必要最低限の時間だけ外すように心がけましょう。

お店に入ったあとや席についたあとでも、食事が始まるまでは装着しておくことで、装着時間を最大限に確保できます。また、外食の頻度が多い場合は、事前に食事のタイミングを調整し、長時間外さなくても済むように計画を立てるとよいでしょう。

食事前に必ずマウスピースを外す

マウスピースを装着したまま食事をすると、破損や変形の原因となります。特に硬いものや粘着性のあるものを食べると、マウスピースが破損する可能性が高くなります。

また、マウスピースを装着したまま食事をすると食べ物がマウスピースと歯の間に入り込んだり、食べ物の色素がマウスピースに付着することもあるため、必ず外しましょう。

専用のケースに保管する

マウスピースを外した際は、専用のケースに保管しましょう。ティッシュに包んだりポケットに入れたりすると、紛失や破損のリスクが高まります。また、マウスピースにホコリや雑菌が付着することを防ぐためにも、専用ケースに保管する習慣をつけましょう。

また、予備のマウスピースも持ち歩くことで、万が一の紛失や破損時にも対応できます。ケースの中も定期的に清掃し、清潔な状態に保つことが重要です。

食後は必ず歯磨きをする

食事のあとは歯に食べかすが付着しており、そのままマウスピースを装着すると、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

外食後でも、可能であれば歯磨きをしてからマウスピースを装着しましょう。歯磨きが難しい場合は、マウスウォッシュや歯磨きシートを使用して、口内を清潔に保つことが大切です。また、食事のあとにうがいをして口をすすぐだけでも、ある程度の食べかすを除去できます。

人前での着脱は避ける

マウスピースの着脱は、できるだけ人目につかないお手洗いなどで行いましょう。人前でマウスピースを外すと、不快に感じる人もいるため、マナーを守ることが重要です。

また、マウスピースをテーブルの上に置くことは衛生的によくありません。必ず専用ケースに入れて保管しましょう。さらに、マウスピースには唾液が付着しているため、他人に見せるのは避けたほうがよいです。

矯正治療中は、常に衛生面と周囲の人への配慮を忘れずに行動しましょう。

オーラルケアグッズを活用する

歯磨きが難しい場合は、マウスウォッシュや歯磨きシート、デンタルフロスなどのオーラルケアグッズを活用して、口内環境を清潔に保ちましょう。

マウスウォッシュを使えば、短時間で口をすすぎ、汚れを洗い落とせます。デンタルフロスや歯間ブラシを使うと、歯ブラシが届かない汚れも落とせるため、虫歯や歯周病を予防できます。携帯用の小さなボトルやパックを持ち歩くと、いつでも手軽に口内ケアが可能です。

外食時にマウスピースを外すタイミング

マウスピースを外す女性

ここでは、外食時にマウスピースを外す最適なタイミングについてご紹介します。

お手洗いで外す

外食中にマウスピースを外すタイミングの一つが、お手洗いに行ったときです。食事の席で装置を外すことに抵抗がある方や、マウスピース矯正を始めたばかりの方は、お手洗いに行くタイミングで外すとよいでしょう。

周囲を気にせず、ゆっくりと着脱ができるため、安心してマウスピースを扱えます。また、装置や手をすぐに水道で洗えるので、衛生的にも優れています。

食事の席で外す

もう一つのタイミングは、食事の直前に席でマウスピースを外すことです。家族や親しい友人との食事であれば、矯正治療を理解してもらいやすいため、気兼ねなく装置の着脱ができます。

しかし、周囲のお客さんから見るとマナーが悪いと思われることもあるため注意が必要です。食事前に外す場合は、個室や仕切りのある飲食店を選ぶとよいでしょう。

また、慣れてくると、その場でさりげなく外すことができる場合もありますが、周りの状況に応じて柔軟に対応することが大切です。

自宅で事前に外す

外食や食べ歩きが事前にわかっている場合は、自宅で事前にマウスピースを外しておくことも一つの方法です。あらかじめ外しておけば、マウスピースを外すためにお手洗いなどに行く必要がないため、ストレスが軽減されます。

特に結婚式や成人式など、重要なイベントの際には、事前に歯科医師に相談しておくと安心です。

ただし、マウスピースを外している時間が長くなると、歯が元の位置に戻る後戻りのリスクが高まります。そのため、食事を終えたら速やかに歯磨きをしてマウスピースを装着することが重要です。

マウスピースをつけたまま飲食してもいいものはある?

ウォーターサーバーで水を注ぐ人

原則として、マウスピースを装着したまま食べたり飲んだりすることは推奨されていません。

しかし、例外として飲んでも問題ないものがあります。それは水です。水は無色で糖分が含まれていないため、マウスピースを装着したままでも飲むことができます。

マウスピースをつけたまま甘いものを飲むと、虫歯のリスクが高まるため避けましょう。また、コーヒーや紅茶などの色の濃いものを飲むとマウスピースに着色する可能性があるため避けてください。

外食で歯磨きができないときは

うがいをする男性

マウスピース矯正中は、食後に可能な限り歯磨きをしてからマウスピースを装着することが推奨されています。

しかし、外食時には歯磨きが難しい場合もあるでしょう。そこでここでは、外食時に歯磨きができないときの対処法をご紹介します。

うがいをする

最も手軽で効果的な方法の一つが、うがいです。食事後にうがいをすることで、口内の食べかすを洗い流すことができます。飲食が続く場合でも、合間に水で口をすすぐことで、口内を中和し虫歯の予防につながります。

うがいは特別な道具が必要ないため、外食時でも簡単に実践できるケア方法です。

マウスウォッシュを使用する

歯磨きが難しい場合でも、マウスウォッシュを使うことで手軽に口内を清潔に保つことができます。マウスウォッシュで口をすすげば、ある程度の汚れを洗い流せます。

携帯用のボトルタイプや1回ごとに小分けになっているタイプもあります。短時間で口内をケアできるため、歯磨きが難しい状況において非常に便利です。

歯磨きシートを活用する

歯磨きシートは、歯の汚れを拭き取るためのシートで、外食時に便利なアイテムです。普通のウェットシートのようなタイプや指にはめるタイプがあり、水や歯ブラシを使わずに簡単に使用できます。長時間の移動中や外出時にも役立つでしょう。

デンタルフロス・歯間ブラシを使用する

デンタルフロスや歯間ブラシは、歯と歯の隙間にある食べかすを取り除くために使用します。歯ブラシが届かない部分もケアできるため、虫歯や歯周病の予防に効果的です。使い捨てタイプのものは持ち運びが容易で、外食時にも便利です。

指歯磨きを行う

歯ブラシがない場合は、指を使って歯を磨く方法もあります。まず、指を綺麗に洗ってから歯の表面を指でこすります。指歯磨きには、指サック型の歯ブラシやガーゼを指に巻いて行う方法もあります。

指で磨くことで、歯の表面がツルツルになったかどうかを感覚で確認でき、歯茎を傷つけることも少ないです。

まとめ

外食している女性

矯正治療中はマウスピースを装着したまま食べたり飲んだりすることは推奨されていません。食事前には必ずマウスピースを外し、専用のケースに保管しましょう。マウスピースを装着したまま食事をすると、破損や変形、着色の原因となります。

外食時に歯磨きができない場合は、マウスウォッシュや歯磨きシート、デンタルフロスなどのオーラルケアグッズを使用し、口内を清潔に保つことが大切です。また、簡単なうがいや指歯磨きも効果的です。

この記事でご紹介した方法を実践することで、外食を楽しみながら、矯正治療の効果を最大限に引き出すことができるでしょう。